アンナ・ボーデン
米コロンビア大学で映画を専攻。学生映画の撮影現場で出会ったニューヨーク大学のライアン・フレックと恋人関係になり、映画制作でもコラボするようになる。短編ドキュメンタリーを発表後、脚本を共同執筆し、フレックが監督した短編映画「Gowanus, Brooklyn(原題)」(04)がサンダンス映画祭で審査員大賞などを受賞し、その長編映画版「ハーフネルソン」(06)の製作資金を獲得。ボーデンは製作・共同脚本・編集を手がけ、主演のライアン・ゴズリングはアカデミー主演男優賞にノミネートされた。その後も、「なんだかおかしな物語」(10・日本劇場未公開)や、ライアン・レイノルズ主演作「ワイルド・ギャンブル」(15・日本劇場未公開)などで、フレックと共同で監督・脚本を務め、マーベル映画初の女性主人公の単独映画「キャプテン・マーベル(原題)」(19年全米公開予定)にも2人で監督に大抜てきされた。