中野量太
大学卒業後、日本映画大学に入学して映画制作について学び、卒業制作「バンザイ人生まっ赤っ赤。」(00)が、TAMA NEW WAVEグランプリなどを受賞する。卒業後は映画の助監督やテレビのディレクターを経て、短編映画を中心に活躍。12年に撮った自主長編映画「チチを撮りに」は、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で監督賞を受賞し、ベルリン国際映画祭に招待された。商業デビュー作となる「湯を沸かすほどの熱い愛」(16)で、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞をはじめ、国内映画祭で35冠に輝き話題となった。その他の監督作に、「長いお別れ」(19)、「浅田家!」(20)などがある。