グレイグ・フレイザー

豪メルボルン出身。ロイヤルメルボルン工科大学を卒業後の2003年、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭で最優秀短編映画賞を受賞した「Cracker Bag」の撮影を務め、オーストラリア映画協会(AFI)賞の最優秀撮影賞の候補となる。2008年に渡米。以降「ゼロ・ダーク・サーティ」(12)や「フォックスキャッチャー」(14)、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(16)といったハリウッドの話題作で撮影を手がけ、ガース・デイビス監督作「LION ライオン 25年目のただいま」(16)でアカデミー撮影賞に初ノミネートされた。
ドゥニ・ビルヌーブ監督の「DUNE デューン 砂の惑星」(21)で同賞を受賞。続編「デューン 砂の惑星 PART2」(24)でも同賞にノミネートされた。その他、撮影を手がけた作品に「バイス」(18)、「THE BATMAN ザ・バットマン」(22)、「ザ・クリエイター 創造者」(23)など。