KAN
本名は木村和(きむら・かん)。小学生の頃からピアノを習い、中学生になってバンド活動を始める。法政大学卒業後、大林宣彦監督の映画「日本殉情伝おかしなふたり ものくるおしきひとびとの群」(86)の音楽でプロとしてのキャリアをスタートし、87年にレコードデビューを果たす。90年、アルバム「野球選手が夢だった」の収録曲「愛は勝つ」が深夜バラエティ番組の挿入歌として使われたこともあり、売上げ枚数200万枚を超える大ヒットを記録。NHK紅白歌合戦に出場し、第33回レコード大賞ポップス・ロック部門を受賞した。その後も音楽活動を続けている。11年、三谷幸喜脚本・監督作「ステキな金縛り」に出演。