河上敬子 : ウィキペディア(Wikipedia)
河上 敬子(かわかみ けいこ、1931年3月11日 - )は、日本の元女優・タレント。芸能活動と並行して医学を学び、芸能界引退後に医師となった川口則弘『芸能人と文学賞 〈文豪アイドル〉芥川から〈文藝芸人〉又吉へ』(ベストセラーズ 2017年)。
東京女子医科大学卒業後、慶應義塾大学医学部で学ぶかたわら、日活と契約し映画女優としてデビュー。1956年に出版したエッセイ『女だけの部屋』が、芸能界の裏面を暴露する内容であったことからベストセラーとなったほか、テレビやラジオ番組の医療コメンテーターとして活動した。
1950年代末に芸能活動を休止し、以降は医業に専念。1965年に『週刊現代』のインタビューに答えたのを最後にメディアには現れていない。
出演映画
- 沙羅の花の峠(1955年 山村聡監督 日活)、2021年2月10日閲覧
- 太陽の季節(1956年 古川卓巳監督 日活) - ミッチー 役、2021年2月10日閲覧
- 坊ちゃんの逆襲(1956年 近江俊郎監督 富士映画) - 河上医院院長 役、2021年2月10日閲覧
- 東京のテキサス人(1957年 小田基義監督 東京映画) - おでん 役、2021年2月10日閲覧
- 犯罪地帯を探せ(1958年 森園忠監督 日米映画・日本テレビ) - 重田笙子 役、2021年2月10日閲覧
- 蜘蛛男(1958年 山本弘之監督 新映画社)明智淳子 役、2021年2月10日閲覧
著書
- 女だけの部屋(四季社 1956年)
- 本日往診 聞きますわよ(四季社 1957年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/15 06:31 UTC (変更履歴)
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