エルトン・ジョン
4歳からピアノを始め、1969年にシンガーソングライターとしてソロデビュー。翌70年「僕の歌は君の歌(原題:Your Song)」が大ヒットを収め、以降、世界的なミュージシャンとして活躍する。ディズニーの長編アニメ映画「ライオン・キング」(94)の主題曲「愛を感じて」でアカデミー歌曲賞を受賞。2019年製作の実写版でも同曲が使用された。97年、ダイアナ元妃の追悼歌「キャンドル・イン・ザ・ウインド」が全世界でヒット。98年には音楽と事前活動への貢献によってエリザベス女王からナイトの称号を授与された。ブロードウェイ作品「アイーダ」(00)などのミュージカルにも楽曲を提供。コリン・ファース&タロン・エガートン共演のスパイアクション「キングスマン ゴールデン・サークル」(17)に本人役で出演し、19年にはエガートンがエルトン役を演じた自伝的映画「ロケットマン」で製作総指揮と主題歌「(アイム・ゴナ)ラヴ・ミー・アゲイン」で携わり、第92回アカデミー賞で主題歌賞に輝いた。18年からは、3年をかけて5大陸で300公演以上を行う世界規模の引退ツアーを開催している。