浅倉卓弥 : ウィキペディア(Wikipedia)
は、日本の作家、翻訳家。
北海道札幌市生まれ。東京大学文学部卒。レコード会社へ就職し、洋楽部ディレクターほかを務める。その後、翻訳会社、雑誌編集部、団体職員などを経験する。
2002年に『四日間の奇蹟』で、第1回『このミステリーがすごい!』大賞の金賞を受賞。
著書
小説
単行本
- 四日間の奇蹟(2003年1月 宝島社 / 2004年1月 宝島社文庫)
- 君の名残を(2004年6月 宝島社 / 2006年2月 宝島社文庫【上・下】 / 2022年2月 宝島社文庫【新装版 上・下】)
- 雪の夜話(2005年1月 中央公論新社 / 2007年10月 中公文庫)
- 北緯四十三度の神話(2005年12月 文藝春秋 / 2008年12月 文春文庫)
- ビザール・ラヴ・トライアングル(2007年6月 文藝春秋)
- 【改題】向日葵の迷路(2012年4月 幻冬舎文庫)
- 収録作品:ヨーグルトを下さい / 夕立のあと / 紅い実の皮 / 向日葵の迷路 / ビザール・ラヴ・トライアングル
- 【改題】向日葵の迷路(2012年4月 幻冬舎文庫)
- オールド・フレンズ(2009年7月 宝島社【上・下】)
- 追憶の雨の日々(2009年8月 宝島社)
- 【改題】レイン・デイズ(2012年7月 宝島社文庫)
- ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(2009年12月 ポプラ社)
- 黄蝶舞う(2010年1月 PHP研究所 / 2012年6月 PHP文芸文庫)
- 収録作品:空蝉 / されこうべ / 双樹 / 黄蝶舞う / 悲鬼の娘
単行本未収録作品
- 霧の降る郷 第一章(角川書店『野性時代』2007年2月号 - 10月号)
- ラ・カンパネラ(PHP研究所『月刊PHP』2007年7月号 - 8月号)
- 箴言――これは小説ではない(朝日新聞出版『小説トリッパー』2007年冬季号)
- ハチミリ(角川マーケティング『別冊カドカワ 総力特集 スキマスイッチ』2009年)
- 冬の十字架(宝島社『別冊宝島1711 『このミステリーがすごい!』大賞STORIES』2010年11月)
- ひょいの話(PHP研究所『文蔵』2013年10月号)
- 乱 0000-XXXX(角川マーケティング『別冊カドカワ 総力特集 LUNA SEA』2014年)
- 液晶と携帯電話のフーガ(河出書房新社『文藝』2016年秋季号)
- 関ヶ原の丑三つ(PHP研究所『歴史街道』2016年)
- 黒夜叉姫(河出書房新社『文藝』2018年冬季号)
電子書籍
- サムライ伝 ダダイ編(2013年7月 文力ノベルス)
- サムライ伝 シモン編(2013年11月 文力ノベルス)
アンソロジー
「」内が浅倉卓弥の作品
- 10分間ミステリー(2012年2月 宝島社文庫)「主よ、人の望みの喜びよ」
- もっとすごい! 10分間ミステリー(2013年5月 宝島社文庫)「罪過の逆転」
- 5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編(2013年7月 宝島社文庫)「落ち屋」
その他
- ライティングデスクの向こう側―文章から小説にいたる技術(2006年9月 宝島社)
- 佐野元春音楽詩集 1980ー2010(解説)(2012年 ユーキャン・非売品)
- ブライアン・イーノ&ジョン・ケイル『ロング・ウェイ・アップ』エクスパンディッド・エディション(UHQUD)(歌詞及びイーノインタビュー対訳)(2020年8月 ビートインク)
- ダーティー・プロジェクターズ『5EPS』(歌詞対訳)(2020年11月 ビートインク)
- チリー・ゴンザレス『ヴェリー・チリー・クリスマス』(歌詞対訳)(2020年11月 ビートインク)
- ヤング・マーブル・ジャイアンツ『コロッサル・ユース』40周年記念盤(歌詞対訳)(2021年11月 ビートインク)
- アニマル・コレクティブ『タイム・スキフス』(歌詞対訳)(2022年2月 ビートインク)
翻訳書
- 父と僕の終わらない歌(サイモン・マクダーモット著)(2018年12月 ハーパー・コリンズ・ジャパン)
- 天才作家の妻 40年目の真実(メグ・ウォリッツァー著)(2019年1月 ハーパー・コリンズ・ジャパン)
- 安アパートのディスコクイーン〜トレイシー・ソーン自伝(トレイシー・ソーン著)(2019年6月 Pヴァイン)
- (ジャレット・コベック著)(2019年12月 Pヴァイン)
- アナザー・プラネット〜郊外の十代(トレイシー・ソーン著)(2020年6月 Pヴァイン)
- フェイス・イット~デボラ・ハリー自伝(デボラ・ハリー著)(2020年7月 Pヴァイン)
- ぜんぶ間違ってやれ~XXXテンタシオン・アゲインスト・ザ・ワールド(ジャレット・コベック著)(2020年11月 Pヴァイン)
- レコードは死なず(エリック・スピッツネイゲル著)(2021年1月 Pヴァイン)
- デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃(テイラー・ジェンキンス・リード著)(2022年1月 左右社)
- ミッドナイト・ライブラリー(マット・ヘイグ著)(2022年2月 ハーパー・コリンズ・ジャパン)
映像化作品
映画
関連項目
- 日本の小説家一覧
- 推理作家一覧
- ファンタジー作家一覧
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/24 05:34 UTC (変更履歴)
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