2023年 第95回 アカデミー賞特集(2023年) 全部門ノミネート・主演男優賞

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映画.com 第95回アカデミー賞特集

2023年3月12日(現地時間)に開催されるアカデミー賞授賞式。最新情報をお届け!

Nominate - 全部門ノミネート作品 -

主演男優賞

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米カリフォルニア州アナハイム出身。13歳の時にスカウトされてショウビズ界に入る。

ディズニー・チャンネルのテレビドラマ「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」(06)でデビュー。「屋根裏のエイリアン」(09)、「ハイスクール・ミュージカル」のスピンオフとなるTV映画「シャーペイのファビュラス・アドベンチャー」(11)、「コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団」(16)、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(19)などに出演し、ベストセラー小説を実写化したTVドラマ「シャナラ・クロニクル」(16~17)では主演を務めた。

伝説的ロックスターのエルビス・プレスリーを描いた「エルヴィス」(22)ではタイトルロールに抜てきされて注目を集め、第95回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた。私生活では11年から「ハイスクール・ミュージカル」のバネッサ・ハジェンズと交際していたが、20年に破局が報じられた。

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ダブリンの演劇学校在学中からTVドラマや映画に端役で出演。ジョエル・シュマッカー監督作「タイガーランド」(00)で高く評価され、「ジャスティス」(01)や「マイノリティ・リポート」(02)などのハリウッドの話題作にも出演するようになる。

シュマッカー監督と再タッグを組んだ「フォーン・ブース」(03)や、オリバー・ストーン監督「アレキサンダー」(04)やテレンス・マリック監督「ニュー・ワールド」(05)、マイケル・マン監督「マイアミ・バイス」(06)など名匠たちの大作で主演を務め、「ヒットマンズ・レクイエム」(08)でゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した。

以降、大ヒットファンタジー「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(16)をはじめ、「ロブスター」(15)、「The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ」(17)、「ダンボ」(18)など大作からアート系まで幅広いジャンルで活躍。「イニシェリン島の精霊」(22)ではベネチア国際映画祭のポルピ杯(最優秀男優賞)を受賞し、自身初となるアカデミー主演男優賞のノミネートも果たした。

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米インディアナポリス出身。幼い頃から両親の仕事に伴って世界各地を転々とし、ロンドンで演劇に出会う。

シアトルの芸術大学を卒業後の1991年、「恋のドッグファイト」の端役で映画デビュー。以降「原始のマン」や「青春の輝き」(ともに92)などの映画でメインキャストを務め、ディズニーアニメの実写版リメイク「ジャングル・ジョージ」(97)のタイトルロールでブレイクを果たす。翌年のアドベンチャー大作「ハムナプトラ 失われた砂漠の都」(98)は大ヒットを収め、続編「ハムナプトラ2 黄金のピラミッド」(01)、「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」(08)にも主演した。

その他の出演作に、アカデミー作品賞受賞作「クラッシュ」(05)、製作総指揮も務めた「センター・オブ・ジ・アース」(08)、「G.I.ジョー」(09)など。10年代は軸足をTVドラマに移して活躍する一方、映画にもコンスタントに出演。22年、ダーレン・アロノフスキー監督作「ザ・ホエール」で272キロの巨体を抱えた主人公チャーリーを演じ、第95回アカデミー賞で主演男優賞を受賞した。

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アイルランド出身。10代の頃はマイナーリーグのサッカー選手として活躍していたが、顎の怪我で引退する。

16歳のときにミュージカル「オペラ座の怪人」で初舞台を踏み、ダブリン大学トリニティ・カレッジの演劇学校リールアカデミーで演技を学び、2017年に卒業。以降もダブリンやロンドンの舞台で俳優のキャリアを積む。

TVドラマ初出演にして主演を務めた「ノーマル・ピープル」(20)で一躍ブレイクを果たし、英国アカデミー賞(BAFTA)テレビ部門の主演男優賞を受賞。オリビア・コールマン主演作「ロスト・ドーター」(21)の助演で映画デビューし、「aftersun アフターサン」(22)でアカデミー主演男優賞にノミネートされた。

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英サリー州出身。文筆家を志すが挫折し、当時の恋人の助言で演劇学校に通う。

1970年代半ばから俳優として活動を始め、「リトル・プリンス」(80)で本格的にスクリーンデビュー。TVドラマを中心に出演していたが、リチャード・カーティス監督の「ラブ・アクチュアリー」(03)で注目を集め、以降は「アンダーワールド」シリーズ(03、06、09)や「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」(06)のデイビー・ジョーンズ役など大作にも出演する。

カーティス監督とタッグを組んだ「パイレーツ・ロック」(09)や「アバウト・タイム 愛おしい時間について」(13)、「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(11)、「幸せの答え合わせ」(18)などで個性派俳優として存在感を発揮。黒澤明監督作「生きる」をカズオ・イシグロの脚本でリメイクした「生きる LIVING」(22)で、アカデミー主演男優賞に初ノミネートされた。

Photo:Getty Images/ロイター/アフロ