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2025年の映画年間興収2744億円で歴代最高、邦画が2075億円を記録し最高成績!

2026年1月28日 19:00

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(左から)髙𣘺敏弘社長、松岡宏泰社長、島谷能成映連会長、吉村文雄社長、夏野剛社長
(左から)髙𣘺敏弘社長、松岡宏泰社長、島谷能成映連会長、吉村文雄社長、夏野剛社長

日本映画製作者連盟(映連)の新年記者発表が1月28日に都内ホテルで行われ、2025年(令和7年)の全国映画概況を発表。映連の島谷能成会長、松竹の髙𣘺敏弘社長、東宝の松岡宏泰社長、東映の吉村文雄社長、そしてKADOKAWAの夏野剛社長が登壇した。

25年の年間興行収入は2744億5200万円で前年比674億円増の132.6%となり、2000年の興収発表以降で歴代最高を記録。コロナ禍前の19年の最高成績2612億円を超え、飛躍的に業績を拡大させた年となった。1955年からの過去のデータをみても、入場料金の単価が違うので比較はできないが、それ以降でも歴代の最高成績。入場人員は1億8875万6000人となり、前年比130.7%の4431万人の増となった。2000年以降では19年に迫る第2位の記録で、目標とされてきた年間2億人の動員が見えてきた。

平均の入場料金は1454円と前年より21円上昇、一般料金を2000円以上にする劇場がさらに拡大したことに加えて、IMAXなどの特別料金での興行が観客から広く支持されている傾向も影響している。

画像2

興収内訳は、邦画が2075億6900万円で前年比517億円増(133.2%)、洋画が668億8300万円で前年比157億円増(130.7%)だった。邦画は2000年以降の最高記録。コロナ禍前の5年間の中位の平均値、2015年から19年までの5年間と比べると、邦画の興収は160%、洋画の興収は67%となり、興収全体では120%となった。入場人員は比較すると108%。洋画は未だコロナ禍前の数字を取り戻せていないが、興行全体ではコロナ禍前の実績を超える水準に拡大している。邦画と洋画の構成比は、邦画75.6%、洋画24.4%で、前年とほぼ変わらない結果となった。

また、中継(ライブビューイング)などを含まないODS(非映画コンテンツ)の25年年間興収は前年比111%の274億3300万円。コロナ禍前の5年間の中位の平均値との比較で160%と大きな伸長をみせている。邦画と洋画を合わせた170億円が、年間興収2744億5200万円に算入されている。

25年の公開本数は、邦画が694本で前年より9本増。洋画が611本で前年より106本の増と、ハリウッド中心に洋画の製作が復活してきた。邦洋合計では115本増の1305本で、特に洋画は前年から20%増となった。

全国のスクリーン数は3697スクリーンで、前年より22スクリーン増。スクリーン数は2013年から着実に増え続けている。26年も現時点で新規シネコンが2サイト確定しており、他にもシネコンのオープンが予定され、増加傾向にあるとした。

画像3(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

興収10億円以上の邦画は、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」「国宝」「名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)」「チェンソーマン レゼ篇」ほか38作品で、合計1672億2000万円をあげ、前年よりも7作品増の622億円増となった。邦画はアニメが引き続き好調で、38作品の中で14作品がアニメ、興収100億円以上の4作品の内、3作品がアニメとなっている。一方、実写作品においても「国宝」は200億円に迫る興収を記録し、他にも50億円以上の作品が3本、30億円以上の作品が3本と、邦画の実写作品も多くの大ヒット作が生まれた。

その中でも25年を象徴する作品、「劇場版『鬼滅の刃』無限城編 第一章 猗窩座再来」は前作に続き400億円に迫る興収を記録したのみならず、全世界の興収において、昨年11月時点で1000億円超えを記録(1063億円)した。日本映画の世界興収が1000億円を超えるのは初めての快挙で、現在も上映は続いている。

国宝」は、伝統的な歌舞伎をテーマにした文芸性の高い作品でありながら、あらゆる世代を魅了し、国内邦画実写歴代第1位を記録した。今年の米国アカデミー賞のメイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。この2作品に共通するのは、日本のコンテンツが世界で非常に高く評価され、成功を収めているということ。日本映画が世界へ進出する力があることを示した。

画像4(C)2024 PARAMOUNT PICTURES.

洋画は「ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング」「モアナと伝説の海2」ほか計12作品で、合計興収は350億4000万円。前年から2作品が増えて、興収は97億円増、公開本数と興収ともに増加した。50億円以上は2本、前年は「インサイド・ヘッド2」のみだった。

興収10億円以上の邦画と洋画の合計興収は2022億6000万円。実写とアニメの興収比率は、邦画では実写:アニメで46:54。洋画では85:15となった。また、邦画と洋画を合わせた実写:アニメの比率は53:47。邦画においてはアニメの比率が高い傾向が続いているが、実写も前年より数字を伸ばした1年となった。なお、昨年12月5日公開の「ズートピア2」は含まれていない。

また、劇映画のビデオソフトによる販売額の推定も発表。メーカー売上は315億円で前年比68.4%。内訳はセル270億円(67.8%)、レンタル45億円(72.1%)。セル、レンタルともに減少し、配信への流れが顕著になっている。さらに映像ソフト市場の推計データ(2019年~24年)では、ビデオソフト市場は減少傾向が続き、有料動画配信市場は24年が6499億円で増加傾向が続いている。ビデオソフトとの合計で24年は8276億円(101.9%)となった。

なお、25年の映画の輸出実績は4億9036万1000ドル(前年比91%)で、前年を下回ったが、これは映連加盟社とそのグループ会社の実績のみで、「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」や「チェンソーマン レゼ篇」などの世界における配給収入実績は含まれていないとした。

以上、島谷会長が2025年全国映画概況について報告、説明。続いて、映連加盟4社の各社長が25年の報告と26年のラインナップや抱負などについて述べた。


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