「28年後... 白骨の神殿」ニア・ダコスタ監督が明かす、“ウイルス”や“感染者”よりも恐ろしい存在とは?
2026年1月9日 18:00

ダニー・ボイル監督と脚本アレックス・ガーランドのタッグによるサバイバル・スリラー「28年後...」その待望の続編「28年後... 白骨の神殿」が、2026年1月16日(金)に日米同時公開される。このほど、本作のメガホンをとったニア・ダコスタ監督(「マーベルズ」)が、シリーズ史上最も救いのない“狂気と恐怖”を描くにあたり、本作の核心について語った。
一度感染してしまうと、瞬く間に人間を凶暴化させてしまう「レイジウイルス」の蔓延により崩壊する世界を描き、猛スピードで襲いかかる感染者という描写でホラー映画の定義を覆した「28」シリーズ。最新作となる本作でも、人間の首を背骨ごと引き抜いて武器にするような攻撃性の高い「アルファ」と呼ばれる感染者が登場するなど、凄惨な描写は前作を大幅に上回る。
しかし、ダコスタ監督が本作で焦点を当てたのは、ウイルスや感染者の脅威ではなく、“人間”そのものの恐ろしさだという。
「観る人は感染者の暴走に恐怖を抱くかもしれないが、この映画で本当に恐ろしいのは人間そのものです。私は少し変わった複雑なキャラクターに惹かれ、私の映画の世界では、人間の悪い行動が見たいんです」

監督の言葉通り、本作には感染者以上に凶悪な存在として、「ジミーズ」と呼ばれるカルト集団が登場する。リーダーのジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)は、抗いがたいカリスマ性で子供たちを洗脳し、悪魔信仰のもとで殺戮の儀式を繰り返す。今作で描かれるのは、人々が感染者から逃げ延びたのも束の間、28年の歳月をかけて増幅した人間の“悪”による支配が待ち受けているという絶望的な展開だ。
前作『28年後...』から続く新サーガの展開について、ダコスタ監督はこう分析する。「前作でダニー・ボイルは“家族の本質”についてを描き、本作で私は“悪の本質”についてを描いています。この世界において、感染者と非感染者のどちらが本当に“より大きな破壊”をもたらす存在なのでしょうか」
一足先に試写が行われた海外では、その容赦のない恐怖描写に高評価が続出している。「私自身ホラーが大好きで、怖がることも好きなので、観客が恐怖を感じて手で顔を覆ってしまうような機会はたくさんあります」と自信をのぞかせるダコスタ監督。社会秩序が崩壊した極限状態の世界で、真に恐れるべきものは何なのか。シリーズ最狂の衝撃作に期待が高まる。
「28年後... 白骨の神殿」は、2026年1月16日より日米同時公開。
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