トニー・レオンが狡猾な“国際指名手配犯”に！　アクションスリラー「フォックス・ハント」衝撃の本予告と人物相関図を披露

2025年12月4日 11:00

トニー・レオン主演のアクションスリラー「Fox Hunt フォックス・ハント」の本予告と、実話を基にした本作に登場するキャラクターたちの関係が一目でわかる人物相関図が披露された。

本作は、“狐狩り隊＝フォックス・ハント”と呼ばれる経済犯罪捜査のエリートチームが、国を跨いだ巨額の金融詐欺事件の真犯人を追いつめていく物語。トニー・レオン（「インファナル・アフェア」「無名」）が、いくつもの顔をもつ計算高い国際指名手配犯のダイ、ドアン・イーホン（「迫り来る嵐」「1950 鋼の第7中隊」）が、ダイの身柄の確保に執念を燃やす経済犯罪捜査チーム長のイエを演じ、オルガ・キュリレンコがダイの敏腕弁護士エルサに、オリビエ・ラブルダンがパリの刑事を演じている。

メガホンをとるのは、「ポリス・ストーリー REBORN」のレオ・チャン監督。イエの部下・シャオジア役のエリカ・シアホウが、レオ・チャン監督と共同脚本を務めた。アクション監督は「最後まで行く」のチェ·ドンホン、美術監督は「ベルリンファイル」のチョン・スア、カースタント監督は「TAXi」シリーズにも参加したダビッド・ジュリアンが務め、世界トップクラスの精鋭たちが集結した。

本予告は、タバコをくゆらせる国際指名手配犯のダイ・イーチェン(トニー・レオン）の姿を映し出す。彼を捕まえるため、イエ・ジュン（ドアン・イーホン）率いる経済犯罪捜査チームは、ダイの潜伏先のフランス・パリを訪れ、引渡条約発効まで残り96時間とタイムリミットが迫る中、捜査を進めていく。しかし、ダイの勢力に翻弄されるチームの姿が矢継ぎ早に映し出され、国境を越える追跡任務の過酷さが浮き彫りになる。「ダイのフランスでの影響力は想像以上だ」というイエのセリフは、その支配網の深さを裏付ける。

イエ役のドアン・イーホンが「ハードな撮影だった」と振り返る狭い空間での激しい車内アクションの一端も収められ、極限のスリルがひしひしと伝わってくる。やがて映像はダイとイエが初めて相まみえるシーンへ。静かに笑みを交わす二人の間に、互いの出方を探る駆け引きと思惑が渦巻く。そして、パリの街中での銃撃戦や大迫力のカーチェイスが続き、息つく間もないアクションと、二人の頭脳戦がどこへ向かうのか――本編への期待が高まる映像に仕上がっている。