「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」三吉彩花が主人公の妻役、諏訪部順一がライバル役で出演 火事場シーンを収録したPV第1弾公開
2025年12月3日 22:30

「イクサガミ」などで人気の直木賞作家・今村翔吾氏の時代小説をテレビアニメ化する「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」に、俳優・モデルの三吉彩花が主人公の妻役で声優出演することがわかった。また、諏訪部順一の出演やPV第1弾、放送スケジュールなども発表された。
原作「羽州ぼろ鳶組」は、2017年に第1巻「火喰鳥」が刊行され、21年に第6回吉川英治文庫賞を受賞した人気シリーズ。かつて「火喰鳥」と呼ばれた江戸随一の火消侍だった松永源吾(CV:梅原裕一郎)は、ある日突然、新庄藩から仕官の誘いを受ける。金も人材もなく、周囲からさげすまれていた新庄藩の火消組を再建することを決意した源吾は、ひと癖もふた癖もある仲間たちとともに、「ぼろ鳶」と揶揄(やゆ)されながらも、尊い生命を救うべく奮闘する。だが、そんななか江戸では「狐火」と称される謎の連続不審火が続いていた。
三吉は主人公である源吾の妻で、しっかり者の倹約家・深雪役を担当。諏訪部は源吾のライバルで、加賀藩火消組の大頭で「八咫烏」のふたつ名をもつ大音勘九郎(おおと・かんくろう)役を務める。


PV第1弾には「ぼろ鳶組」の面々が活躍する場面や、火事場のシーン、「火喰鳥」と呼ばれていた若かりし頃の源吾の姿などが収録されている。
1月8日にユナイテッド・シネマ豊洲(東京)で開催される、本編第1~2話の先行上映会に出演するゲストも発表された。梅原と三吉に加え、鳥越新之助役の梅田修一朗、彦弥役の島﨑信長、加持星十郎役の小野賢章、原作者である今村氏が登壇する。チケット価格は3000円、12月21日までイープラスで先行抽選を受け付ける。
消防庁とのタイアップにより、全国の消防本部などにポスターが掲出されることも決まった。本日より順次掲出開始。
(C)今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同
(C)今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」は、1月11日午後11時30分からCBC/TBS系全国28局ネットの「アガルアニメ」枠で放送スタート。三吉と諏訪部からのコメント全文は以下の通り。
(C)今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同今回このような機会をいただきとても胸が高鳴る日々を過ごしておりました。
声優経験もほぼないなか、先輩方にたくさん助けていただき、みなさんのおかげで深雪に息を吹きこむことができたと感じております。
ぜひ温かく、そして楽しくご覧いただけたらと思います。
(C)今村翔吾/祥伝社/ぼろ鳶組一同武士ゆえか、たゆまぬ努力に裏付けされた自信と実力を備えているゆえか、尊大なところがあるのが玉に瑕(きず)。
ですが、可愛いところもあれこれあるようですので、その魅力を引き出せるようしっかりと向き合っていきたいと思います。