「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」ハリウッドの試写で絶賛の嵐
2025年12月3日 21:00
(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.ジェームズ・キャメロン監督の「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」が12月19日の劇場公開を前にハリウッドの映画関係者向けに初上映され、批評家たちから絶賛の声が相次いでいる、と米バラエティが報じている。
ある映画評論家はSNSで「3作目でもキャメロンは健在で、壮大なスペクタクルを感情的にインパクトのあるものにしている」と評価。別の批評家は「輝かしい叙事詩。大胆で、見事で、あらゆる面で素晴らしい。これこそ映画館のために作られた作品だ」と称賛した。「キャメロンは引き続き、すべてのフレームで限界を押し広げている」との声も上がっている。
技術面についても高い評価が寄せられた。ある映画ライターは「視覚的スペクタクルが巨大で、特に3Dで見ると圧倒的。パンドラのより深い探索と新たな部族の登場により、壮大なワールドビルディングが可能になっている」と指摘。「ストーリーには物足りなさがあるかもしれないが、技術的限界を、想像を超える方法で押し広げている」と分析した。
「最初から最後まであごが落ちるような体験で、ここ数年で劇場に登場した最も視覚的に見事な作品の一つ」「映画製作の驚異的な達成。これまで以上に大きく、より良く、より感情的だ」といった声も相次いだ。
本作は2022年公開の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」の続編。ジェイク・サリーとネイティリの息子ネテヤムの死で終わった前作の後を描く。今回はサリー一家が愛する者を失った悲しみに向き合う中、火山に住む敵対的なナヴィの集団「火の部族」という新たな脅威が現れる。復讐に燃える部族のリーダー、ヴァランをウーナ・チャップリンがシリーズ初登場で演じる。サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレットらが続投する。
キャメロンは最近のインタビューで、「アバター」シリーズの未来は「ファイヤー・アンド・アッシュ」の興行成績次第だと語っている。
「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」は12月19日に日米同時公開される。
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