ジェームズ・キャメロン監督、「アバター」の今後についてプラン明かす
2025年11月29日 10:30
Photo by Amy Sussman/WireImage/Getty Images「アバター」シリーズを歴代映画興収トップ3に2作品がランクインするほどのメガヒットシリーズに導いたジェームズ・キャメロン監督が、最新作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」が継続を左右する重要な試金石になるとの考えを明らかにした。
ポッドキャスト「The Town」に出演したキャメロン監督は「アバター」シリーズの製作費と採算性について率直に語った。「製作費は莫大な金額だ。つまり、利益を出すには、その2倍の収益が必要になる」と監督は説明。「この映画が儲かることに疑いはない。問題は、続編を作るのに十分な金額を稼げるかどうかだ」と続けた。
「アバター」シリーズは当初3部作として計画されていたが、後に5部作へと拡大された。第1作「アバター」(2009)は世界興収約29億2371万ドルで歴代1位、第2作「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」(22)は約23億4310万ドルで歴代3位と、映画史に残る記録を打ち立てている。
しかし、第3作「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」の成功は保証されていないとキャメロン監督は警鐘を鳴らす。第1作は革新的な3D映像体験で劇場に観客を惹きつけ、第2作は10年ぶりの続編という話題性があった。だが、第3作は前作からわずか3年後の公開となる。超大作の映画興行が保証されない昨今において、観客は再び劇場へ足を運ぶだろうか。
キャメロン監督はシリーズ終了の可能性についても心の準備ができているようだ。「もしここで終わるなら、それでもいい。残っているストーリーラインは1つだけだ。小説を書くよ」と語った。
「アバター」シリーズ全5作が完結するかどうかは、12月19日公開の「アバター ファイヤー・アンド・アッシュ」の興行成績にかかっているようだ。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは、“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「アバターF&A」「楓」「ズートピア2」など超注目映画を“500円”で観よう!
【正直、使わないとめっっっっちゃ損】絶対に読んでから観に行って!!!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「最高の続編」「2025年頑張ったご褒美みたいな映画」「メロすぎる」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ