伝説的ローテクSF「UFO少年アブドラジャン」などウズベキスタン映画特集【中央アジア今昔映画祭】
2025年11月28日 11:00

12月20日からユーロスペースほか全国のミニシアターで開催される「中央アジア今昔映画祭 vol.3 ウズベキスタン特集」の予告編(https://youtu.be/j4DwX1gMtV8)が公開された。

2021年と22年に開催された本映画祭は、日本の映画館での鑑賞機会がほとんどない中央アジアの映画を集めた貴重な上映ラインナップで好評を博し、3回目となる本年は、中央アジアで最も長い映画史を誇るウズベキスタンをフィーチャー。ウズベキスタンで中央アジア初の長編劇映画が制作されてから100年を記念し、同国の新旧6作品(2作品は日本初公開、3作品は日本劇場初公開)を一挙上映する。

中央アジア諸国で最大の人口を誇り、経済でも中央アジアを牽引する一方、知られざる独自の映画文化を持つウズベキスタン。1897 年に中央アジアで初めてシネマトグラフが上映されたのも、1925年に中央アジアで初めて長編劇映画がつくられたのもウズベキスタンだった。

今回はウズベク・ニューウェーブの代表作「やさしさ」「苦い果実」、アカデミー賞外国語映画賞ウズベキスタン代表作「熱いノン」「ファリダの二千の歌」、ウズベキスタン初のミュージカルコメディ「きみに夢中」という日本初公開&劇場初公開作品に加え、伝説的ヒットを記録したローテクSFの傑作「UFO 少年アブドラジャン」という映画大国ウズベキスタンを堪能する充実のラインナップ。予告編でもエネルギッシュでユニークなウズベク映画の世界を垣間見ることができる。

「きみに夢中」※日本劇場初公開 監督:ユルダシ・アグザモフ(1958年/原題:Maftuningman)
「やさしさ」※日本初公開 監督:エリヨル・イシムハメドフ(1966年/原題:Nezhnost)
「苦い果実」※日本劇場初公開 監督:カマラ・カマロワ(1975年/原題:Gorkaya yagoda)
「UFO 少年アブドラジャン」 監督:ズリフィカル・ムサコフ(1992年/原題:Abdulladzhan, ili posvyashchaetsya Stivenu Spilbergu)
「熱いノン」※日本初公開 監督・脚本:ウミド・ハムダモフ(2018年/原題:Issiq non)
「ファリダの二千の歌」※日本劇場 監督・脚本:ヨルキン・トゥイチエフ(2020年/原題:Faridaning ikki ming qo'shig'i)

ユーロスペース:12/20(土)~
横浜シネマリン:2026/2/7(土)~2/20(金)、出町座:12/26(金)~2026/1/8(木)
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