竹内涼真、刑事役で連続ドラマ「再会」に主演「勝男とはまるで違う役柄」 井上真央と初共演
2025年11月21日 05:00

俳優の竹内涼真が、テレビ朝日で2026年1月にスタートする連続ドラマ「再会~Silent Truth~」(毎週火曜午後9時)に主演することがわかった。23年ぶりに初恋の相手と再会する刑事を演じ、ヒロイン役で井上真央が初共演する。
原作は、人気作家・横関大が上梓した第56回江戸川乱歩賞受賞作「再会」。物語の起点となるのは23年前。当時小学6年生だった淳一は、仲が良かった同級生3人と共に、ある事件で使用された拳銃を小学校の桜の木の下に埋没。誰にも言えない秘密を共有する。その後、4人はそれぞれの人生を歩み、徐々に離れ離れとなっていた。
時は流れ、今や刑事となった淳一は故郷の警察署に異動し、ある殺人事件の捜査を担当。23年前に秘密を共有した仲間の一人で、初恋の相手でもある岩本万季子と、刑事と容疑者として再会を果たす。そこへ畳み掛けるように、現在捜査中の事件で使われた凶器が、4人で埋めた拳銃だったことも判明。捜査を通し、淳一はかつての仲間たちとも再会していくが……。
現在TBSで放送中のドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」では、ウザいけど憎めない化石男・勝男役が話題になっている竹内。本作では初恋の相手との再会で揺れる刑事・淳一役に挑み、「どうしようもない勝男(笑)とはまるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います」と意気込んでいる。
井上は、殺人事件の容疑者として浮上する淳一の初恋の相手=岩本万季子役で出演。井上が同局のドラマに出演するのは、2010年放送の「ドラマSP 樅ノ木は残った」以来、16年ぶりとなる。
脚本は「僕の生きる道」シリーズ(2003~2006年)や「フリーター、家を買う。」(2010年)、向田邦子賞を受賞したテレビ朝日の連続ドラマ「モコミ 彼女ちょっとヘンだけど」(2021年)などを手掛けた橋部敦子。映画「白夜行」(2011年)や「神様のカルテ」シリーズ(2011年、2014年)、テレビ朝日の連続ドラマ「星降る夜に」(2023年)などでメガホンを取った深川栄洋がメイン監督を担当し、今年演出を手掛けたテレビ朝日ドラマプレミアム「看守の流儀」で深い信頼関係を築いた主演・竹内と再タッグを組む。
竹内、井上の役柄とコメントは以下の通り。
神奈川県三ツ葉警察署の刑事。子どもの頃から腕っぷしが強く勇敢。行動的な性格で、責任感も強かった。小学生時代は同じ剣道教室に所属する万季子ら、仲の良い同級生3人と共に過ごす時間が多く、実は万季子に対して密かに恋心を抱いていた。その後は進学や就職の都合で、長らく地元を離れていたが、ある思いから警察官になり、2カ月前に故郷の警察署へ異動。殺人事件の捜査を担当した矢先、《刑事と容疑者》として初恋の相手・万季子と再会し……。
今回は23年ぶりに再会する同級生4人の関係が、すごく重要になる物語。急に子どもの頃の記憶や匂いが戻ってくるような、何とも言えない愛おしい感じがする一方で、それぞれ秘密を抱えているからこその息苦しさもあって…。彼らの秘密がどう解き明かされていくのか――台本を読みながら、展開の面白さにドキドキハラハラすると同時に、演じる僕らはキツくなるだろうなと思いました。
演じる上で原点となるのは23年前、小学6年生の時の淳一。当時を演じてくれる俳優さんの撮影を事前に見学したことで、得るものも多かったです。淳一は23年前から今も人知れず、自分の脆さや一番弱い部分と向き合いながら、乗り越えようと闘い続けている人間。自分が抱えているものを隠し通すことは、たとえ演技でもストレスになりますが、この“不安定な船に乗っているような旅”を楽しみながら闘っていこうと思います。今回は、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で演じているどうしようもない勝男(笑)とはまるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います。
僕は周りの人たちとコミュニケーションを取るのが好きなこともあり、感覚的に“はじめまして”でも距離を詰めていい方と、そうでない方が分かるんです。井上さんは初対面の時点で「あ、大丈夫かも。優しいかも!」と直感できて、うれしかったです。
原作の舞台のモデルとなったのが、僕の地元と同じ神奈川県相模原市方面なんです。実は今回のロケ地も、中学・高校の頃によく訪れていた場所。思春期真っ盛りの良い思い出も、苦しい思い出もたくさん詰まった場所ですし、当時の感情を自然と役に還元できると思うとエモいです! また、井上さんをはじめ、同級生を演じる皆さんとは、素の部分でも結構近いものを感じているんですよ。なので、お互いをもっと知ることができる、良い撮影になるんじゃないかなと楽しみにしています。
僕ら同級生の再会が、皆さんの心の奥底にある懐かしい感情、言葉では表せない感情とリンクしたらいいなと思います。いろんな自分の弱さと葛藤しながら闘う登場人物たちの姿を、ぜひ見届けてください。
神奈川県三ツ葉市で美容室「Ma saison」を経営する美容師。小学生時代は、同級生の淳一と同じ地元の剣道教室に所属。運動神経も良く、男勝りで姉御肌。頼りがいのある少女で、仲良くしていた淳一ら同級生の男子3人から恋心を寄せられていた。大人になってからは、結婚して一人息子に恵まれるも離婚。現在は三ツ葉市内で息子と暮らしている。そんなある日、殺人事件の容疑者として、警察から目をつけられ……。
今回はミステリーなので、犯人や真相を追う面白さもあるのですが、23年前を起点に、それぞれが別の人生を生き、鬱屈としたものや葛藤を抱えながら再会した同級生たち。彼らの心模様や関係性の変化の描写に興味を持ちました。
万季子の言動を理解するには、少し時間がかかりました。23年前の事件から現在に至るまで、どういう人生を歩んできたのか、自分の中で想定したり、監督やスタッフの方と話しながら、彼女の大切にしたいものや守りたいものを考えていきました。
顔、ちっちゃ! 背、高っ! もうイメージ通りの方でした。熱量が高く、いろんな方とすぐ仲良くなれて、主演として先頭に立てる方という印象を持っていたのですが、そこもイメージ通り。今回も本読みで初めてお会いしたのですが、終わった瞬間すぐにサーッと目の前に来てくれて、力強く手を差し出しながら「よろしくお願いします!」と言ってくれたんです。
23年前に秘密を共有した幼なじみと、ある事件をきっかけに再会します。お互いを思うからこそ小さな秘密や嘘を重ねていく中、思いがけない真実が明らかになっていきます。封印したはずの過去と向き合うことになったとき、人はなにを大切に思うのか。4人の生き方を通して考えるきっかけになったらうれしいです。
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