綱啓永、アニメ版「WIND BREAKER」蘇枋隼飛役の島﨑信長からの称賛に「嬉しいです」と恐縮も「自信を持って!」
2025年11月20日 23:30

俳優の綱啓永と声優の島﨑信長が11月20日、109シネマズ二子玉川で行われた映画「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」最速試写会に出席した。
講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」を、「ブルーピリオド」「サヨナラまでの30分」の萩原健太郎が実写映画化。不良の巣窟と恐れられる風鈴高校に転校してきた喧嘩だけが取り柄の孤独な少年・桜遥(水上恒司)が、街を守るために結成された「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」という組織の仲間たちと出会い、大切なものを手に入れていくさまを描く。

防風鈴の一員で頭脳明晰かつカンフーや合気道を彷彿とさせる独特のケンカスタイルで右目の眼帯がトレードマークの蘇枋隼飛(すおうはやと)を演じる綱。この日初めて映画をお披露目することに「ドキドキです。緊張がすごい」と挨拶すると「満足していただけるかという不安が心のどこかにある一方で、僕らにしかできない『WIND BREAKER』を作り上げた自信はあるので、観ていただく方の楽しい時間になればいいなと思っています」と笑顔を見せていた。
一方、アニメ版で蘇枋の声を務める島﨑は、いち早く映画を観たというと「個人的にこの作品の肝になっているのは、商店街とか街の人たちだと思っているんです」と切り出し「街を守る話なので、そこに生きて営んでいる人たちに実感が持てると、すごく説得力が出てくるなと思っているのですが、すごくリアルにしっかり描いているなと感じました。そこがしっかりしていたので、あとは個性豊かなキャラクターたちを実力ある俳優さんたちが演じているので、すごく引き込まれました」と感想を述べる。

また島﨑は「蘇枋が強すぎて面白い。アニメのアフレコのときもみんな『蘇枋、ちょっと強すぎじゃない?』って話になっていたのですが、実写を観てもその強さが面白かった」とイメージ通りだったことを明かすと、綱は「みんな傷メイクがすごいのですが、蘇枋だけはきれいな顔のままなんです。メイクの時間が短かった」と発言して会場を笑わせていた。
原作の大ファンだという綱は、アニメ版声優の島﨑が隣にいることで「普段よりめちゃくちゃ緊張しています」と語ると「島﨑さんから、こうした感想をいただけると本当にありがたいです」と恐縮。

島﨑は「蘇枋みたいなミステリアスでニコニコキャラって、アニメーションだと人気が出そうな属性がてんこ盛りなんですが、それを実写で演じるのって本当に大変だと思う。戦いのシーンでも、余裕でいなければいけない。どこまで伝わるのかも難しいじゃないですか」と綱の苦労を慮ると「僕が偉そうに言うことではないのですが、もう蘇枋でした」と称賛を送る。
綱は「嬉しいです」と恐縮しつつも「いまからは自信満々におすすめできるようになれると思います」と笑顔を見せると「とても素敵な時間でした。この映画は原作の良さを含みつつ、実写ならではの人間の表情を使った物語になっているので、熱く、温かい気持ちになっていただければ」とメッセージを送っていた。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
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