地球環境が破壊され、地下シェルターで暮らす富裕層の家族に予期せぬ訪問者が…「THE END」予告&ポスター
2025年11月13日 11:00

「アクト・オブ・キリング」、「ルック・オブ・サイレンス」で世界的に注目を集めたジョシュア・オッペンハイマー監督が主演にティルダ・スウィントンを迎えた黙示録的ミュージカル「THE END(ジ・エンド)」の予告、ポスタービジュアルが公開された。
1960年代インドネシアで行われた大量虐殺を加害者視点で描いた「アクト・オブ・キリング」(2014)で第86回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ、さらに同事件を被害者視点で描いた「ルック・オブ・サイレンス」(2015)で世界的に注目を集めたオッペンハイマー監督が、黙示録的なテーマをミュージカルとして作り上げた衝撃作。主演はプロデューサーも務める母親役のティルダ・スウィントン、息子役にジョージ・マッケイ、そして父親役をマイケル・シャノンが演じるなど、実力派キャストが集結、それぞれが劇中で歌声を披露する。
舞台は、環境破壊によって居住不可能となってから25年後の地球。ある日、豪華な地下シェルターで暮らす富裕層の家族のもとに、外の世界からひとりの若い女性が現れる。そのことをきっかけに、孤立しながらもルーティーンを守ってきた家族の脆い日常が静かに崩れはじめ、やがて、自らの過去と存在の真実と対峙することになる――。
予告映像は、地下深く広がる巨大な塩坑で、贅沢な暮らしを送る家族のもとへ、突如ひとりの女性が迷い込んでくるシーンから始まる。予想外の来訪者に驚き、疑心暗鬼の思いは消えないまま、彼女を受け入れる家族。やがて、外の世界を知らない〈息子〉は、すべてが新鮮なその〈女性〉に惹かれていく。「昔、いろんな人がここへ来た」「優しそうな人達もいた」「でも最後は私たちを殺そうとした」とのやり取りが続き、“ディストピアの中にユートピアを築いた”家族の行方、行き止まりの終末世界へと突き進む未来の危うさが描かれている。映画は12月12日公開。
(C)Felix Dickinson courtesy NEON (C)courtesy NEON
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