「クジマ歌えば家ほろろ」26年4月放送開始 クジマ役に神月柚莉愛、鴻田新役に村瀬歩 ボイス入りティザーPVなど公開
2025年11月12日 22:30

紺野アキラ氏のホームコメディ漫画をテレビアニメ化する「クジマ歌えば家ほろろ」の放送が2026年4月からスタートすることが決定し、クジマ役を神月柚莉愛、鴻田新役を村瀬歩が担当することが明らかになった。メインスタッフ、ティザーPV、ティザービジュアルも公開されている。

原作は、「ゲッサン」(小学館刊)で21~24年に連載され、「次にくるマンガ大賞 2022」でU-NEXT賞を受賞した人気作。受験を控えた浪人生の長男に気をつかうあまり緊張感が漂う鴻田家に、鳥でも人でもない謎の生き物「クジマ」が現れ、居候として一家に新しい風を吹き込んでいく様子を描く。単行本は全5巻。
(C)紺野アキラ/小学館/クジマ製作委員会神月が演じるクジマは、鳥のようだが人間のような手足がある、ロシア生まれの謎の生物。人間の言葉を話すことができ、母国語であるロシア語だけではなく、日本語も日常の意思疎通に支障がないレベルで習得している。村瀬が担当する新は、鴻田家の次男で中学1年生。学校の帰り、自動販売機の下に落ちている小銭を漁っていたクジマと出会い、家に連れ帰ることになる。
(C)紺野アキラ/小学館/クジマ製作委員会監督には「東京リベンジャーズ」(演出)の野亦則行を迎え、シリーズディレクターを「ちっちゃな雪使いシュガー」(監督)の木村真一郎、シリーズ構成を「ゲーセン少女と異文化交流」の山田靖智、キャラクターデザインを「うる星やつら」(作画監督)の三橋桜子が担当。アニメーション制作は「桃源暗鬼」のスタジオ雲雀が担う。
(C)紺野アキラ/小学館/クジマ製作委員会ティザーPVには、新とクジマの初遭遇シーンをボイス付きで収録。ティザービジュアルには、片田舎のあぜ道に並んでたたずむ新とクジマの姿が描かれている。
キャスト、原作者からのコメント全文は以下の通り。

クジマというファンタジーな存在が出てくるのに、鴻田家がクジマを受け入れてくれて、何気ない毎日を一緒に過ごしていくなかでファンタジーさが薄れていき、もしかしたら私たちの身近にも本当にクジマがいるんじゃないかと思わせてくれるところや、私がもしクジマと過ごすなら何をしたいかなぁなんて考えたくなるところも魅力的です。
原作や台本を読めば読むほどクジマの憎めない憎たらしさにずっと心を奪われ続けています。
クジマのクチバシを意識しました。会話の時やちょっとした声、叫び声はもちろんですが、食べる音などは特に意識しました。意識しすぎて自分の口がいつのまにかとんがっていてセリフが聞こえにくくなり、NGをだしてしまった時もありました……ロシア語以上にロシアの方の日本語なまりが難しくて少し苦戦しました……!
ただ、できないことが悔しくて幼少期に必死で練習した巻き舌がクジマでとても活きました。あの頃の自分に感謝です!
好きなシーンは「ガチャ…ア”ッ…ガチャン」です。涼しい収録現場で汗をにじませながら全力でクジマの声を担当させていただいております。
大勢の方に愛される原作のアニメ化、放送が待ち遠しいです。たくさん愛しテネ

原作を読ませていただいて、ジンワリとこみ上げる笑いの間や空気感が体験したことのないジャンルだなと感じました。先生の描かれる絵の美しさとマッチして絶妙な心地よさです!
そして何より、ヘンテコで口が悪いけど天然なクジマが魅力的で可愛いなーと思います。
ごくごく平凡な中学生と思いきや、独自の切り口で見せる思わぬ分析力の高さや、どこか達観した感じが面白いなと感じています。
クジマと出会うまで鈍くなっていた心が、本人の気付かぬうちに徐々に暖まり始めるところも大事にしたいなと!
紺野先生の魅力的な原作の世界観をアニメーションとしてみなさんのもとにお届けできるよう、日々楽しんでアフレコに取り組んでおります。
ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです!
やりとりをするなかで、アニメスタッフさん、声優さん、関わっているみなさんが良いものを作ろうとしてくださっているのが伝わってきてとてもありがたいです。
私も読者の方々と一緒に完成を楽しみに待ちたいと思います!
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