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「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」ジェレミー・ストロングらが魅力を語る「本当の意味で“映画”を感じる作品」

2025年11月12日 08:00

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「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」11月14日から全国公開
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」11月14日から全国公開
(C)2025 20th Century Studios

20世紀を代表するロック・アイコンで、“The Boss”と称されるブルース・スプリングスティーンの若き日を描く音楽ドラマ「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」のサウンドバイツの様子を収めた映像が、このほど公開された。

1982年。キャリアの岐路に立つブルース・スプリングスティーン(ホワイト)は、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れていた。ロックスターとしての喧騒を離れ、彼が向かったのは、誰もいない荒野のような“どこでもない場所”。4トラックのレコーダー1台、手元にあるのは曲になりかけた断片だけ。恋人との時間、幼き日の母との思い出、そして父との確執に苛まれながら、彼は静かに魂を刻み始める。その時、彼に何が起こっていたのか――。伝説の名盤「ネブラスカ」創作の舞台裏と心の旅を描き出す。

映像がとらえているのは、10月22日(米現地時間)、ハリウッドのTCL・チャイニーズ・シアターで行われたプレミア上映のサウンドバイツ。最初に登場するのは、黒のシャツにスーツで決めた監督・脚本のスコット・クーパーだ。「ブルースとの最初の思い出は父が『ネブラスカ』のアルバムを流していたことです。この映画は『ネブラスカ』を書き上げていく過程を描いている――だから僕にとってとくに個人的な作品で、本当にワクワクしています」と説明。そして胸に手を当てると、スプリングスティーンへのリスペクトを込めて「偉大なレジェンドを讃える場に立てるなんて信じられません」と声を弾ませた。

画像2(C)2025 20th Century Studios

ジェレミー・ストロングは、「10年前、結婚式で介添人がブルースの曲を流してくれた。だから彼の物語を伝える一員になれて、運命的な巡り合わせを感じている。彼は僕にとっていつでも特別な存在なんだ」と結婚式のエピソードを披露。演技派のストロングは、孤独な創作を続けるブルースの心の支えとなるマネージャー、ジョン・ランダウを寡黙に演じている。ストロングは、隣でインタビューを受けているクーパー監督を指し、「スコット・クーパーは素晴らしい監督だ。スケールが大きくて、本当の意味で“映画”を感じる作品だ」と手腕を讃える。

画像3(C)2025 20th Century Studios

恋人フェイに抜擢されたオデッサ・ヤングは、「人生の大切な瞬間に彼の音楽が傍にあったことを覚えている。よく父とロードトリップに出かけて彼の音楽をかけていたの。家族の夕食でもね」と父の影響でスプリングスティーンの曲をいつも聴いていたと顔をほころばせる。「初めてブルースに会ったのはニューヨークで、彼のドキュメンタリー(作品の)上映会だった。その夜はスコット(監督)とジェレミーにも会うことになっていて…。だからかなり緊張した1時間だった」と振り返った後、「でも本当に皆、本当に素晴らしい人たちで完璧な紳士だった」とコメントしている。

画像4(C)2025 20th Century Studios

スコット・クーパー監督が少年時代のブルース役に選んだのは、演技経験ゼロのマシュー・ペリカーノ・Jr.。「ブルースは僕を見ると写真を撮って言ったんだ、“かなり似ているぞ”って」と、スプリングスティーン本人と初めて会った時の特別な思い出をハキハキと教えてくれた。

スプリングスティーンが自宅の寝室で「ネブラスカ」を録音した時、ミキサーとしてその場に立ち会った旧友のマイク・バトランを演じたポール・ウォルター・ハウザーは「ブルースの音楽に出会ったのは20代後半だった。友人が “彼の音楽を知らないなんてありえないだろ?“って。俺は“ビリー・ジョエルで育ったんだ、悪いな”って言ったんだ」と述懐。友人の言葉に突き動かされたハウザーは、「それから『明日なき暴走』を聴いたら、夢中になって40回くらい繰り返し聴いた。あのアルバムで完全に彼に惚れた。それ以来、正真正銘ブルースのファンだ」と目を輝かせる。ハウザーが映画館での鑑賞を薦める理由は、「スクリーンで観てほしいのは本当にスケールの大きい映画だからだ。伝説的な人物と輝かしいキャリア、大きな感情の挫折を経て、突然ロックンロールの王にのぼりつめる」と語る。

画像5(C)2025 20th Century Studios

さらに、「ジェレミー・アレン・ホワイトの演技はまさに圧倒的だ。ぜひ劇場で映画を観てくれ!」と、約半年間の猛特訓でボーカル、ギター、ハーモニカをマスターして撮影に臨んだジェレミー・アレン・ホワイトが体現する若き日のスプリングスティーンの“魂の旅路”を、映画館の大画面で体感すべきだとレコメンドしている。

スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日から全国公開。

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