上白石萌歌&生田斗真、ラブコメで初共演 「パンダより恋が苦手な私たち」1月放送スタート
2025年11月12日 04:00
原作は、瀬那和章氏の人気小説「パンダより恋が苦手な私たち」(講談社文庫)。動物たちは本能に従い、それぞれの個性に合った方法でパートナーを見つける一方で、人間は常識や情報にとらわれ、恋も仕事も不器用に悩んでしまう。そんな現代人の悩みを“動物の求愛行動”から解き明かし、幸せになるヒントを描く。
©瀬那和章/講談社主人公・柴田一葉は、ファッション誌の編集者を夢見て出版社に入社したものの、入社式当日にその雑誌が休刊になることを知らされる。夢を失ったまま生活情報誌の編集部で働きながら、やりがいも目標も見いだせずにいた一葉は、憧れのモデル・灰沢アリアが書く恋愛相談コラムの立ち上げを任されることに。ところがアリアは超女王様気質で、コラムを書く気ゼロ。代わりに“一葉がゴーストライターとして書け”と命じられてしまう。
頭を抱えた一葉は、恋愛を研究しているという准教授・椎堂司を訪ねるが、彼の専門は“人間の恋愛”ではなく“動物の求愛行動”。超クールでイケメンだが、人間には全く興味がないという変わり者だった。最初は戸惑う一葉だったが、椎堂の語る“動物たちの恋のかたち”の中に、人間の恋愛や人生に通じるヒントが隠されていることに気づいていく。
©日本テレビ主人公・一葉を演じるのは、地上波連続ドラマで初主演を務める上白石。「金田一少年の事件簿」でヒロイン・美雪を演じて以来、約4年ぶりの日本テレビドラマ出演となる。上白石は「プレッシャーや『自分に務まるだろうか』という不安もありますが、視聴者のみなさんの1週間の楽しみのひとつとなるような作品を届けたいという気持ちでいっぱいです」と意気込みを語った。
生田は、動物以外に興味がない“変人動物学者”・椎堂をユーモラスかつ繊細に表現。久しぶりのラブコメ出演について、「『上白石萌歌さんとラブコメをやりませんか』というオファーをいただいた時、年齢の差もありますし、まずは美容に気を使わなきゃと思いました(笑)」とジョークも交えながら、「動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディになると思います」とコメントを寄せた。
原作者の瀬那氏はドラマ化について、「恋愛×仕事×動物の求愛行動という盛り沢山の原作が、素晴らしいキャストとスタッフの手で見事に再構築されました。原作の魅力をそのままに、よりパワーアップした『パン恋』をいち視聴者として楽しみにしています」と期待を語っている。脚本は、NHK連続テレビ小説「おむすび」や「正直不動産」「パリピ孔明」など話題作を手掛けてきた根本ノンジが担当する。
「パンダより恋が苦手な私たち」は、26年1月より毎週土曜午後9時から放送。キャストと制作陣のコメントは以下の通り。
私が演じる一葉は、思い描いていた未来や夢が叶わず、理想と現実の狭間で揺れながら生きている女性です。そんな一葉が、生田斗真さん演じる椎堂先生と出会い、動物の生態や求愛行動から生き方を学んでいきます。
上白石さんとは撮影前の段階から息がバッチリとハマる感覚があり、同じ方向を向いて作品づくりができていると感じています。
可愛い動物たちもたくさん登場し、動物の世界を通して学びも得られる、家族みんなで楽しめるラブコメディになると思います。ぜひ楽しみにしていてください。
ドラマ化の話をいただいたときは、うれしい反面、この盛り沢山の要素がうまく映像になるのか不安でした。けれど、情報が更新されるうちにそんな不安は吹き飛んでいきました。脚本家は根本ノンジさん、一葉役は上白石萌歌さん、椎堂先生役は生田斗真さん、私の大好きなドラマを書かれたり出演されていた方々ばかり。他の出演者の皆さまも、私の好み知ってます?といいたくなるほど素敵です。たくさんの方が関わって再構築されたドラマ『パン恋』は、原作の要素はそのままに遥かにパワーアップした物語です。
面白い作品になることは確実なので、いち視聴者としてテレビの前で観るのを楽しみにしています!
