水上恒司×木戸大聖×綱啓永×JUNON、魂がぶつかり合うトーク&撮影裏 「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」特別映像公開
2025年11月7日 17:00

水上恒司の主演で人気不良漫画を実写映画化する「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」の特別映像(2種)が、このほど公開された。物語の核心に迫る「ストーリー篇」(https://youtu.be/pYgZYoggvV4)と、キャラクターたちの個性と絆を描く「キャラクター篇」(https://youtu.be/D8OlDGgMGB4)となっており、インタビューや鼎談、撮影現場の裏側、初出しとなる本編映像もたっぷり収録されている。
講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」を実写映画化。
ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるべく、街の外から同校に入学する。しかし現在の風鈴高校は生徒たちが「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在となっていた。ケンカは弱いが情報収集に長けた楡井や、防風鈴の総代を務める梅宮、クールでミステリアスな蘇枋、梅宮を崇拝する荒くれものの杉下、梅宮を支える武闘派の柊ら個性的な面々と出会った桜は、戸惑いながらも防風鈴の一員として、仲間たちとともに街を守るべく奮闘する。
映像には、水上のほか、木戸大聖、綱啓永、JUNON、萩原健太郎監督が出演している
孤独だった桜が仲間たちとの出会いを通して、街を守るヒーローとして成長していく姿を描いた本作。桜を演じる水上は、「“不良”って“良”を打ち消す言葉だけど、桜は防風鈴に出会って変わっていく。そこがめちゃくちゃ新しい映画になっている」と語る。萩原健太郎監督は「ケンカは相手を知るためのメタファー。殴り合いながら対話している」と語り、楡井役の木戸も「“守る”という姿勢が新鮮で、優しさが根底にある」とコメントしている。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会風鈴高校が守る商店街で発生した万引き事件をきっかけに、物語は急展開を迎える。正義感から犯人を追った楡井が踏み入れたのは、敵対チーム・獅子頭連の縄張り。越えてはならない一線を越えたことで、街を巻き込む抗争が勃発する。
水上は、そんなドラマを演じる上で、「桜の痛みや弱さをどう表現するかをすごく大事にしました」と語り、さらに「キャストがみんな真摯に役と向き合っていて、その積み重ねがスクリーンに全部映っている。そういう作品に関われて嬉しい」と胸を張る。木戸も「全員がキャラの中で全力を出していて、集合体としてのパワーがある」と熱く話している。
本作の魅力のひとつは、誰もが強烈な個性を放つキャラクターたちだ。
ケンカの強さだけを信じて街の外からやって来た主人公・桜(水上)。桜を慕う情報収集が得意な楡井(木戸)、頭脳派で右目の眼帯がトレードマークの蘇枋(綱)、風鈴高校のトップ・梅宮(上杉柊平)、その梅宮を崇拝する荒くれ者・杉下(JUNON)、防風鈴の四天王である武闘派・柊(中沢元紀)らの個性がぶつかり合い、そして彼らを見守る喫茶店員・ことは(八木莉可子)の存在も温かい彩りを添える。
一方、敵対する最凶チーム・獅子頭連も圧巻の存在感。頭取・兎耳山(山下幸輝)と副頭取・十亀(濱尾ノリタカ)が仕掛けた抗争が、風鈴高校に嵐を呼び込む。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会萩原監督は、「全員が自分のキャラクターを輝かせるためにアイデアを出してくれた」と、活気あふれる現場を回想。映像には撮影の合間、監督やスタッフと真剣に意見を交わす俳優陣の姿も映し出される。
水上は「桜として言葉に詰まる瞬間や、迷う時間をどう鮮やかに表現するかを大切にした」と語り、綱は「漫画では描けない心情の揺れを、人間が演じるからこそ出せた」と手応えをにじませる。そして本格演技初挑戦となるJUNONは、「リアクションが特に難しかったけど、すごく頑張ったので注目してほしい」と笑顔を見せた。
「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」は、12月5日から全国公開。
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