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森川智之がナレーション、デビッド・リンチ「ストレイト・ストーリー」4Kリマスター版予告編

2025年11月7日 11:00

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画像1© 1999 – STUDIOCANAL / PICTURE FACTORY – Tous Droits Réservés

鬼才デビッド・リンチが、愛すること、許すことをシンプルに描き、“リンチ史上 唯一無二の感動作”と評される「ストレイト・ストーリー」の4Kリマスター版。人気声優である森川智之がナレーションを担当する予告編とコメントが公開された。

1994年、ニューヨークタイムズ紙で、73歳のアルヴィン・ストレイトが、10年来仲違いしていた兄が病に倒れたことを知り、時速8kmのトラクターに乗って6週間の旅をするという実話の記事を読んだのは、リンチ作品の編集を手掛け、公私にわたるパートナーだったメアリー・スウィーニー。メアリーが執筆した脚本を読み、シンプルでまっすぐな物語に心を揺さぶられ、リンチ自身が監督することを決断。1999年、カンヌ映画祭で上映されると拍手喝采で迎えられ、リンチ作品で初めて一般向けのレイティングでアメリカではディズニーが配給し、世界で大ヒットした感動作だ。今回公開となるリマスター版は生前のリンチ自身が監修した。

73歳のアルヴィン・ストレイト(リチャード・ファーンズワース)は、アメリカ・アイオワ州ローレンスで娘のローズ(シシー・スペイセク)と二人で暮らしている。ある日、仲違いをして長らく口もきいていなかった、76歳の兄のライル(ハリー・ディーン・スタントン)が心臓発作で倒れたという知らせが入る。ライルが暮らすウィスコンシン州マウント・ザイオンまでは560km。車であれば一日の距離だが、運転免許証を持っていない。しかし、自分の力で会いに行くと決めたアルヴィンは周囲の反対に耳も貸さず、たったひとり、時速わずか8kmのトラクターに乗り、旅に出る。

予告編は、73歳のアルヴィン・ストレイトが、娘のローズに「自力で行くことにした」と告げるシーンから始まる。周囲は、「車にぶっ飛ばされるぞ」と忠告するが、アルヴィンの決意は固く、時速わずか8kmのトラクターで旅に出る。その思いはただひとつ、兄に会うため。森川智之のナレーションは、兄の無事を願うアルヴィンの想いと、ささいな出来事で仲違いしてしまった後悔と悲哀を感じさせるものとなっている。最後に、「これは、愛すること、許すこと―そうした心の動きをシンプルに描いた映画だ」というリンチ監督からのメッセージが映し出される。

2026年1月9日からヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。

森川智之 コメント
毎日、仕事に追われるように走っていると、ふと、「自分はどこに向かっているんだろう」と思う瞬間があります。
そんな時に、偶然出会ったのがこのデヴィッド・リンチ監督作品「ストレイト・ストーリー」でした。
トラクターに乗って、たったひとりで兄に会いに旅をする老人。
その姿は一見、奇妙にも、無謀にも見えるけれど、彼のゆっくりとした旅路を見つめているうちに、いつのまにか自分の心が落ち着いていくのを感じました。
忙しい毎日の中で忘れていた“大切なもの”をそっと思い出させてくれる――そんな映画です。
スピードではなく、心で進む旅。
ストレイト・ストーリー」、ぜひ静かな気持ちで観てみてください。

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