ジョージ・クルーニー、仏ドラマ「エージェント物語」映画化に出演

クルーニーは主演作「ジェイ・ケリー」のプロモーションでインタビューに応じた際、「エージェント物語」の新作にカメオ出演することを認めた。新作は今月からパリで撮影がスタートしている。

カミーユ・コッタン、ティボール・ド・モンタレンベール、グレゴリー・モンテルが主演した「エージェント物語」は、華やかな芸能界を支えるパリの一流芸能事務所で、アンドレア（コッタン）を中心としたエージェントたちが、大物俳優たちの仕事をブッキングしながら経営危機を乗り越えようとする奮闘を描くコメディドラマ。2020年にシーズン4で幕を閉じるまで、ドラマ内にはジュリエット・ビノシュ、シャルロット・ゲンズブール、イザベル・ユペール、モニカ・ベルッチ、ジャン・レノ、シガニー・ウィーバーなど有名俳優たちが本人役で登場した。

スピンオフとなる新作映画は、ドラマのオリジナルキャストが勢ぞろいする。映画はドラマの5年後からスタートし、アンドレアはエージェントを辞め、駆け出しの映画監督としてキャリア転身を図っているようだ。初監督作のクランクインを目前にして主演俳優が降板し、かつての仲間たちが協力するというストーリーが描かれる。2026年にNetflixで配信の予定。

クルーニーが主演したノア・バームバック監督の新作「ジェイ・ケリー」は、世界的映画スターのジェイ・ケリー（クルーニー）がイタリアの映画祭で功労賞を受賞し、自身のキャリアや人生と向き合うさまを描くもので、クルーニーはアカデミー賞ノミネートが有力視されている。同作は11月21日から一部劇場で公開、12月5日からNetflixで配信スタートする。