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吉永小百合の真摯な姿勢に、天海祐希は感心しきり 佐藤浩市はのんにツッコミ

2025年10月31日 23:00

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吉永小百合の124本目となる映画出演作「てっぺんの向こうにあなたがいる」の初日舞台あいさつが10月31日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、吉永小百合佐藤浩市天海祐希、のん、木村文乃若葉竜也工藤阿須加茅島みずき阪本順治監督が登壇した。

本作は、女性で初めて世界最高峰エベレストの登頂に成功した登山家・田部井淳子をモデルに、人生のすべてを懸けて“てっぺん”に挑み続けた女性登山家の姿を壮大なスケールで描くヒューマンドラマ。

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この日、初日を迎えた本作だが、天気はあいにくの雨模様。上映前に登壇した吉永は「このお天気の中、大変な思いをして初日に来ていただいたことと思い、とてもうれしく思っております」と晴れやかな表情。さらに「こちらが124本目の映画になるんですけれども、昔はこのような初日の舞台挨拶がなかったんです。ですから、ここのところ、ずっとこういう形で初日の舞台挨拶をさせていただいて。毎回、次の日のことを思い、胸がドキドキしてしまうんですが、昨日は特に天気予報で『明日はちょっと難しい天気になるだろう』といった予報があったので。胃がシクシク痛むような思いでした」と正直な思いを吐露する。それでも、「準備から3年ぐらいかかって、やっと皆さまにお届けできるいうことはとてもうれしいことですし、今日はじっくりとこの映画を楽しんでいただけましたら」と呼びかけた。

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この日は映画のタイトルにちなみ、「てっぺんの向こうに〇〇がいる」というお題でトークを行うこととなった。それに対して「てっぺん」と答えた佐藤は、「僕は吉永さんのようなキャリアではないですけど、100本以上の映画はやっておりまして。それで何十年か映画を撮ってきて。そこそこ登ったかなと思って、パッと景色を見ても、まだてっぺんがそこにある。とにかく、いくら歩めど頂上には行けない。それがこの世界だな、という思い」と思いを説明する。

さらに本作で初めて吉永と夫婦役で共演したことについては、「まさかまさかでこんな日が来るなんて……」と感慨深い様子で、「そんな日が来るなんてことはもう……(父で俳優の)亡き三國(連太郎)も思ってもいなかっただろうし。本当に自分にとって驚きでした」と話す。「お父さまに報告したらなんとおっしゃると思いますか?」という質問に、三國さんの口調を真似しながら「ああ、そう」と返してみせて会場を沸かせた。

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そして天海は「自分」と回答。その理由として「どこまでいっても自分との戦いだなって思うんです。でも浩市さんの言うことも分かります。やはりこちらに偉大な先輩(吉永)がいらっしゃいますから。いつまでたっても頂点は見えない。そういう意味ではいつまでたっても自分との戦いだなと思います。毎作、自分の才能のなさにぶつかるんですから。でもそれと戦うんです。きっと『俺、最高!』と思うなら、たぶんやめてると思います。悔しい、できなかったとなるから、もう1回やろうと思うんです」とせつせつと語ると、吉永も「わたしもダメだダメだと思います。でもじゃあ次はもうちょっと良くなる、成長できるんじゃないかと。この年齢になってもそういう風に思います。それがないと続かないかもしれないですね」と同調。天海も「そういうものと戦ってらっしゃるから美しいんですね」と感心した様子を見せた。

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そんな中、のんは「おふとん」と回答し、会場は大笑い。「一生懸命、自分が頑張ってお仕事したり、日々生活していく中で毎日、家に帰ったらお布団でいっぱい寝て。3度寝くらいするぞという気概で頑張ってるんです。それで家族や仲間だったりと、大事な人からいろいろもらって生きてるんですけど、真っ先に思い浮かんだのがおふとんでした」と語ると、佐藤も「ちょっと待って。俺や天海が言ったことはどうなるんだよ」とツッコんでみせた。のんも思わず笑いながら「(佐藤や天海の答えを聞いて)失敗したなと思って。趣旨が違うかなと思ったんですけど、直感を信じて書きました」と胸を張っていた。

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