パラマウント、スカイダンス合併で1000人規模の大量解雇
2025年10月30日 13:30
Photo by Mario Tama/Getty Imagesパラマウントが約1000人の従業員を解雇することが明らかになったと、米Deadlineが報じている。スカイダンスとの合併に伴う人員削減で、全従業員の約15%に相当する。これにより、合併関連の大規模な人員整理は完了する見通しだという。
解雇の対象となるのは、マーケティング、コミュニケーション、制作部門のほか、本社機能も含まれる。同社は8月から段階的に解雇を実施してきた。労働組合に所属する約90人の従業員も対象となっているが、交渉は継続中だという。
デビッド・エリソンCEOは社内メモで、今回の人員削減について触れ、「明確な戦略を推進し、高品質なコンテンツに集中する」と強調した。エリソンは7月にスカイダンスによる買収完了後、CEOに就任。ジェフ・シェル、ジョージ・チークスとともに3人の共同CEO体制で経営にあたっている。
パラマウントは来年初めに、ストリーミングサービスのParamount+とShowtimeをSkyShowtimeに統合する予定だ。年間約20億ドルのコスト削減を目指している。
一方で、パラマウントは大型契約も次々と締結している。人気ゲーム「Call of Duty」の実写映画化でActivisionと契約を結んだほか、ウィル・スミスとファーストルック契約を締結。さらに、レジェンダリー・エンターテインメントとは映画配給契約について交渉中で、Netflixの人気シリーズ「ストレンジャー・シングス」を手がけるダファー兄弟とも契約を結んだ。大規模なコスト削減を進める一方で、戦略的コンテンツへの投資は継続する姿勢を示している。
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