デル・トロ監督「生成AIを使うなら死を選ぶ」 創造性をめぐり強い拒否姿勢
2025年10月29日 20:00
Photo by Andreas Rentz/Getty Images「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー賞作品賞・監督賞を受賞したメキシコの鬼才ギレルモ・デル・トロ監督が、生成AIの使用について強い拒否の姿勢を示したと、米バラエティが報じている。ロンドンで開催中のBFI映画祭で新作「フランケンシュタイン」のトークイベントに登壇した際、「生成AIは私にとって何の役にも立たない。私はむしろ死を選ぶ」と断言したという。
デル・トロ監督はAIについて、「すでに存在する情報をかき集めて吐き出しているだけだ」と批判。真の創造性はそこにはないと主張した。「映画製作は本質的に協力的な媒体です。偉大な技術者たち、美術家、視覚効果アーティストとの協力が重要なのです」と語り、人間同士の創造的な協働こそが映画製作の核心であると強調している。
ハリウッドでは2023年、脚本家組合WGAと俳優組合SAG-AFTRAが同時にストライキを実施し、AI技術の使用規制が主要な争点となった。デル・トロ監督は以前から一貫してAI反対の立場を取ってきた。
今回の発言は、新作「フランケンシュタイン」のプロモーションの一環として行われたもの。オスカー・アイザック、ジェイコブ・エルロディ、クリストフ・ワルツらが出演する同作は、日本では10月24日から劇場公開され、11月7日からNetflixで配信される。
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