声優・下野紘、池袋で“雨男”ぶりを謝罪…晴れ女のDream Amiも力及ばず

第89回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した人気ディズニー・アニメーション「ズートピア」の続編となる本作は、前向きで夢をあきらめないウサギのジュディと、皮肉屋だが頼れるキツネのニックが再びバディを組み、ズートピアの暗い過去にまつわる巨大な謎に迫っていく姿を描く。下野は本作の物語の鍵を握る新キャラクターとなる蛇のゲイリーを、Dream Amiはズートピアで人気のポップスター・ガゼルを担当している。

大勢の観客が見守る中、司会者の呼び込みでステージに登壇した下野だったが、この日はあいにくの小雨模様。この空を見上げて「この場所で雨が降っているというのはものすごいデジャブというか、前回も感じたような気がするんですが、ひとこと言わせてください……ごめんなさい！」と頭を下げて会場は大笑い。実は、下野がゲイリー役を務めることが発表された前回のイベントも、同じ中池袋公園で開催され、その時も雨だったそうで「そこそこのどしゃ降りでした……俺のせいじゃないと思うけど、ごめんなさい！」と重ねて謝罪し、会場を沸かせた。

一方のDream Amiは「わたしは晴れ女のはずなんですけど、ちょっと雨男のパワーが強すぎて……ただ小雨なのでなんとかできそうな感じなので、ぜひ温かくして最後までよろしくお願いします」と冗談めかしながら挨拶。この日はガゼルをイメージしたというコスプレて穏やかで、なんかホワンとしていて。クロウハウザーが出てくるシーンはすっごい癒やされるんですよね。しかもクロウハウザーはガゼルの大ファンっていう設定なんで、ある意味ちょっと両思いなのかなと思っているんです」と明かす。

そして一方の下野は「皆さん、ニックがかっこいいと言っているんで、ニックと言いたいところなんですけど、僕はジュディですね。あのジュディの制服は男心をくすぐるというか、ああいうの着たいなと思うんです」と笑いながら続けた。

そしてその後は、ニックとジュディを中心とした「ズートピア」キャラクターになりきったコスプレイヤーたち8人が次々とステージに参加。ひとりひとりこだわりのポイントを説明していくと、会場からも「かわいい！」「すごい！」といった声がわき起こる。

そんなコスプレイヤーのクオリティーの高さに下野も「ただ衣装を着るだけでなく、キャラクターがどういう気持ちなのかを考えて表現されているんだということで、そういうところまで考えているんだということに驚きました。本当に素晴らしいです」と絶賛。Amiも「皆さんそれぞれのこだわりがしっかりと伝わってきて。同じキャラクターなのに、こんなにも個性があるというのも面白いなと思って見てました。本当に素晴らしいです」と笑顔をみせた。

「ズートピア2」は12月5日から全国で公開。