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スピッツの音楽が息づく「楓」の世界 福士蒼汰&福原遥らキャスト陣のインタビュー特別映像&草野マサムネのコメント披露

2025年10月24日 06:00

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「スピッツ」草野マサムネ「痛みを伴いつつも美しい再生の物語でした」
「スピッツ」草野マサムネ「痛みを伴いつつも美しい再生の物語でした」
(C)2025 映画『楓』製作委員会

福士蒼汰福原遥が主演する「」から、キャスト陣が原案となった「スピッツ」の名曲「」への思いと、作品の世界観を語るインタビュー特別映像(https://youtu.be/_VPDQ34I3MY)が公開。さらに、「スピッツ」の草野マサムネからのコメントも披露された。

1998年にリリースされた8thアルバム「フェイクファー」の収録曲「」は、同年にアルバムからシングルカットされ、その後、数多くのアーティストにカバーされ、27年経ったいまも愛され続ける名曲。「スピッツ」の楽曲を、デビュー34年にして初めて映画化する本作では、行定勲監督(「世界の中心で、愛をさけぶ」)がメガホンをとり、髙橋泉(「ソラニン」)が脚本を手がける。藤井風らさまざまなアーティストの作曲、編曲、プロデュースを務めるYaffleが音楽を担う。

画像2(C)2025 映画『楓』製作委員会

須永恵(福士)と恋人・木下亜子(福原)は、共通の趣味である天文の本や望遠鏡に囲まれながら、幸せに暮らしていた。しかし朝、亜子を見送ると、恵は眼鏡を外し、髪を崩す。実は、彼は双子の弟のフリをした、兄・涼(福士/一人二役)だった。1カ月前、ニュージーランドで事故に遭い、恵はこの世を去っていたのだ。ショックで混乱した亜子は、目の前に現れた涼を恵だと思い込み、涼は本当のことを言えずにいた。

幼なじみの梶野(宮沢氷魚)だけが真実を知り、涼を見守っていたが、涼を慕う後輩・日和(石井杏奈)、亜子の行きつけの店の店長・雄介(宮近海斗)が、違和感を抱き始める。二重の生活に戸惑いながらも、明るく真っ直ぐな亜子に惹かれていく涼。いつしか彼にとって、亜子は一番大事な人になっていた。一方、亜子にもまた、打ち明けられない秘密があった。

画像3(C)2025 映画『楓』製作委員会

インタビュー特別映像では、物語の原点でもある楽曲「」を軸に、主要キャスト陣と行定監督が、作品のテーマや向き合い方を語っている。福士は「スピッツさんの『』という曲が原案になっているので、その曲に込められた思いを作品に注入して頑張りたい」と意気込み、福原も「こんなに心がジェットコースターのように動かされる作品はなかなかない」と、“揺れる心”をめぐる物語をアピールする。

画像4(C)2025 映画『楓』製作委員会

子どもの頃から自然と「スピッツ」の音楽を聞いて育ってきたという宮沢は、「高校生、大学生、社会人になってから、だんだん曲の深みというか、『こういうこと言いたかったんだ』というのが分かってからより好きになりました」と、年齢を重ねて変化する“聞こえ方”の魅力を紐解く。石井は「優しいスピッツさんのあの世界観が映画にも反映されていて、みんなそれぞれ健気に一生懸命自分を生きている感じが、すごく人間味があって素敵なお話だなと思いました」、宮近は「歌から広がった物語を映像にすると聞いた瞬間に、この作品に関わりたいと思いました。出演のお話をいただいた時点で、断るという選択肢はなかったです」と振り返る。

画像5(C)2025 映画『楓』製作委員会

行定監督は、「曲はものすごく透き通っていて心にすごく残るものだったりするのに、詩の世界は非常に奥行きのあるもの」といい、「映画もそうあるべきだと思った」と、楽曲の余韻をそのまま映像で描こうとしたと明かす。映像の最後で、福士は「映画とスピッツさんの『』という楽曲を見比べて聞き比べて、よりこの作品が深まるんだろうなと思いました」、福原は「辛い時、悲しい時、そっと寄り添ってくださる曲」と、「スピッツ」の音楽が持つ“寄り添う力”への敬意を込め、コメントを寄せている。

画像6(C)2025 映画『楓』製作委員会

「スピッツ」の草野は、「痛みを伴いつつも美しい再生の物語でした。登場人物一人一人に感情移入しながら青春を追体験できました。元々はアルバムの中の『しっとりした雰囲気担当の一曲』に過ぎなかった『』に、新たに存在意義を与えていただいて感激です!」と、喜びを語っている。

なお本作は、アメリカで開催中の第45回ハワイ国際映画祭(10月16日~10月30日開催)の特別招待作品として、10月20日(現地時間)にワールドプレミア上映が行われた。「アジアの優れた映画を発掘し、世界に紹介すること」がテーマである同映画祭では、「国宝」「宝島」「ルノワール」などが上映され、そのなかで「」はチケットが完売するなど、高い注目を集めた。

」は、12月19日に全国公開。

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