二宮和也主演「8番出口」スペイン、シッチェス・カタロニア国際映画祭で中田ヤスタカ、網守将平が最優秀音楽賞受賞!
2025年10月21日 07:00

二宮和也が主演を務める映画「8番出口」が、10月9日~19日(現地時間)に開催された第58回シッチェス・カタロニア国際映画祭コンペティション部門で中田ヤスタカ、網守将平が最優秀音楽賞を受賞した。
世界三大ファンタスティック映画祭の最高峰として知られる同映画祭では、日本作品では過去に「リング」「座頭市」がグランプリを受賞、「君の名は。」がアニメーション部門の最優秀長編作品賞を受賞している。
映画祭ディレクターは、「8番出口」の選出理由として「本作は、新たな物語の道を開拓している映画です。ゲームからの影響を取り入れつつも、映画的な構成と独自のビジュアルアプローチに到達しています」とコメント。過去には2003年「座頭市」(北野武監督)、2008年「スカイ・クロラ」(押井守監督)など日本映画史にその名を残してきた傑作が同映画祭で最優秀音楽賞を獲得している。
中田ヤスタカ (CAPSULE)は「このたびの受賞を心から嬉しく思います。今回の音楽は、これまで自分が手がけてきたどの作品とも異なるサウンドになりました。 この映画の持つ独特の世界観から自然に導かれたものであり、監督と幾度もアイデアを交わす中で少しずつ形が見えていったものです。」とコメント。また同じく音楽を務めた網守将平は「地下通路という極めて限定的な世界観を描く上では、微細な音一個も作品全体に強く影響します。案の定針に糸を通すような難しい作業でしたが、川村監督から次々と出てくるアイデアや同時並行で制作されていた中田ヤスタカさんの楽曲からも多くのヒントを頂き、なんとか完遂することができました。シッチェス映画祭での受賞の報せを聞き、自分のつけた音楽がしっかり作品を支えることができていたとわかり安堵しています」と、音楽制作を振り返る。
さらに、監督の川村元気は「中田ヤスタカ、網守将平という日本を代表する音楽家が、世界で最も尖った映画が集まる映画祭で受賞したことを心より誇りに思います。映画「8番出口」は映画館に鳴る「音」によって感情を作り上げていきました。その緻密な仕事が評価されたことが、なにより嬉しいです」と喜びのコメントを寄せている。
なお、本作は10月19日までの公開52日間で観客動員数349万人、興行収入48.9億円を突破している。
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