映画初出演でディカプリオの娘役に抜てき 新星チェイス・インフィニティが語る「ワン・バトル・アフター・アナザー」特別映像
2025年10月12日 10:00

3大映画祭で監督賞を制覇したポール・トーマス・アンダーソンが監督を務める「ワン・バトル・アフター・アナザー」(公開中)の特別映像(https://youtu.be/R1vh77KBFWk)が披露された。レオナルド・ディカプリオ演じる主人公ボブの娘ウィラを演じた新星チェイス・インフィニティが登場し、役柄について語っている。


冴えない元革命家・ボブ(ディカプリオ)が、何者かにひとり娘を狙われたことから次々と現れる刺客たちとの戦いを強いられ、逃げる者と追う者が入り乱れる追走劇を展開する。

本作が初の映画出演となったインフィニティは、K-POPが大好きでダンスパフォーマンスが得意。SNSなどでは、本作のインフィニティについて「演技も自然でかすかな瞬きで役の心の動揺を表していたのも上手かった」、「錚々たるメンバーの中で全く引けを取らない若手チェイス・インフィニティは絶対大物になる!」などと絶賛の声が上がっている。

ウィラを誰に演じてもらうのがベストなのか、アンダーソン監督と制作チーム、主演のディカプリオはキャスティングに2年以上の時間を費やした。何度もミーティングや読み合わせを重ねて撮影初日の演技を見守ったアンダーソン監督は、「チェイスはレオとの撮影を始めるとき、緊張しているのではないかと思って注意して見ていようと思った。だが彼女はまったく緊張していなかった。緊張していたのかもしれないが、そのようには見えなかった。彼女は瞬時にしてプロフェッショナルだった」と語っている。

披露された特別映像〈ウィラ編〉では、森の中の小さな家の前で愛犬と戯れ、空手着に紫色の帯(五級)で息を整え一礼し、厳しい表情でサンドバックにキックをぶち込むウィラの異なる表情が映し出される。

酒やドラッグに溺れているボブを心配しながらも、反発も感じているウィラ。親子の関係性について、インフィニティが「複雑で壊れやすい」と説明し、ボブとウィラの会話や、ウィラを狙うロックジョー(ペン)とのシーンが映し出され、最後にはインフィニティが「ウィラは自分自身を見つけようとする。そして親子の関係は最初と最後で全く違うものになっていく」と、怒濤のチェイスバトルによって、父と娘の関係が大きな変化を迎えると結んでいる。
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