松任谷由実、新ドラマ「小さい頃は、神様がいて」主題歌を担当 「自分で言うのもなんですが…“神曲”だと思います」
2025年10月1日 06:00

松任谷由実が、フジテレビの10月期・木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」の主題歌を担当していることがわかった。書き下ろし新曲「天までとどけ」を使用した、主題歌付き本予告映像(https://youtu.be/PmuBH2pZ21g)が公開された。
本作は、北村有起哉が主演を務め、妻役で仲間由紀恵が共演するホームコメディ。「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和が完全オリジナル脚本を手掛け、「美しい彼」「明日、私は誰かのカノジョ」シリーズの酒井麻衣が演出を担当する。
19年前、小倉夫婦はあることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わす。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉(北村)と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん(仲間)。ある嵐の夜、近くの川が氾濫しそうになったことをきっかけに、渉たちはマンションの住人たちと一晩同じ場所で過ごすことに。そこで、渉は軽率にも離婚の話をマンションの住人たちに話してしまう。そんな渉に、あんは「生きてるんだけど、あの約束」と言い放つ。

松任谷がフジテレビドラマの主題歌を手掛けるのは、「Chef 三ツ星の給食」(16)以来、約9年ぶり。書き下ろし曲「天までとどけ」は、最新のAI技術を駆使し、荒井由実時代、1990年代・2000年代の歌声を合成し、“第3のユーミン”ともいえる新たなボーカルを創出。現在のユーミンと共演することで、懐かしさと新しさが共存する楽曲に仕上がっている。作詞・作曲は松任谷、編曲は松任谷正隆が務めた。本楽曲は、11月18日発売の40枚目のオリジナルアルバム「Wormhole / Yumi AraI」に収録される。
ドラマタイトル「小さい頃は、神様がいて」は、脚本家の岡田が松任谷の名曲「やさしさに包まれたなら」の一節からインスピレーションを受け、生まれたもの。岡田は「人が生きていくことは大変で、うまくいかないことがほとんど。でも、生きていくしかない。一人でも大変なのに、誰かと一緒に生きることはもっと大変。でもだからこそ、楽しい。そんな生きることの大変さを、でも、つらそうではない言葉にして、タイトルにしたい」という想いがあったと語る。
主題歌「天までとどけ」も、“過去を現代に引用する”というコンセプトが込められており、ドラマのテーマとも呼応。劇中では松任谷の過去の名曲も使用され、第1話では渉とあんの過去の姿を描くシーンで「やさしさに包まれたなら」が流れるという。
北村は主題歌について、「この『天までとどけ』を渉がよく聴いているのでは、と思いながら耳にしています。そうして聴いていると、思わず涙があふれそうになるんです。心にすっと染み込んでくるんですよね。例えるなら…すきっ腹で日本酒をギュッと飲んだときのような感覚というか(笑)。そんなふうに、深く染みる曲です」とその魅力を表現した。
仲間も、「ドラマの世界観を深く理解してくださり、そのうえで物語全体を包み込むような楽曲を作っていただける、そう感じたとき、“このドラマは素晴らしい作品になる”と確信しましたし、私自身も“この作品を頑張って届けたい”と強く思いました」と楽曲への思いとともに、決意を語った。
「小さい頃は、神様がいて」は、10月9日より毎週木曜午後10時からフジテレビで放送。初回は15分拡大放送となる。TVerにてリアルタイム配信および見逃し配信される。
松任谷と北村、仲間のコメントは以下の通り。
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