「レッド・ツェッペリン ビカミング」本当の制作意図とは? 監督、ジミー・ペイジらが明かす
2025年9月30日 11:00

伝説的ロックバンド「レッド・ツェッペリン」のドキュメンタリー「レッド・ツェッペリン ビカミング」(公開中)。このほど、バーナード・マクマホン監督、プロデューサー、メンバーのジミー・ペイジが本作の制作意図を語ったコメントが到着した。
「レッド・ツェッペリン」の知られざる起源をたどる本作では、メンバーの家族写真やプライベート映像、初期のライブ映像など貴重なアーカイブ素材とともに、オリジナルメンバー自らがバンドの歴史を語っていく。
結成前、ペイジはセッション・ギタリストとしてキャリアを積みつつも裏方が多かったという。ロバート・プラントも公認会計士を目指しつつバンド活動をしていたが、なかなか評価されなかった。ジョン・ポール・ジョーンズは教会の聖歌隊でオルガン奏者兼指揮者をしていた。ジョン・ボーナムは父の建設会社働きながら地元でコツコツとバンド活動をしていたという。あらゆる困難を乗り越え、音楽の夢を追い求めた4人の少年たちが必然的に出会い、世界を揺るがすバンドへと成長する。
本作を誰に向けて作ったのかという質問に対し、マクマホン監督は「この映画は、自分の人生で何をしたいかをちょうど考えているティーンエイジャーのために作りました。野心的な目標にどのように取り組むか、磨くべきスキル、自分の中に見つけるべき決意と目的、そして他人と協力する力を示しています。私は、その世代に響く洞察、アイデア、アプローチを提供できる映画を作りたかったのです。この映画は、それが音楽であれ、その他の野心であれ、それを実現する道筋を示してくれるはずです」と述べる。
脚本とプロデュースを務めたアリソン・マクガーティは「レッド・ツェッペリンの仕事の姿勢そのものが、人生における一つの教訓になると感じたからです」と制作意図を説明。続けて、「誰であっても、自分の技術に真摯に向き合い、諦めずに努力を重ねていけば、夢は必ず叶う。彼らの姿は、まさにそれを体現していました。私たちは、映画を通じて常に高い目的意識を持ちたいと考えてきました。そしてこの物語には、世界中の若い世代、男性も女性も、子どもたちにも強いインスピレーションを与える力があると確信しています。努力を惜しまなければ、自分の夢は必ず現実になる、というメッセージを伝えたかったのです」と本作への思いを明かす。
ペイジも「自分の中に人と違うものがあれば、その才能を信じて伸ばす努力をするべきだ。目標に本当に忠実であり続ければ、夢は実現できるはず。自分の体験からそう信じてる」と語っている。
(C)2025 PARADISE PICTURES LTD.
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