大沢たかお、自身撮影のオーロラ写真を披露 「沈黙の艦隊 北極海大海戦」に登場するオーロラのモデルに採用されていた
2025年9月26日 22:00

俳優の大沢たかおが9月26日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた主演作「沈黙の艦隊 北極海大海戦」の初日舞台挨拶に出席した。
原作は、かわぐちかいじ作の人気漫画。2023年の映画第1作および24年に配信されたドラマ「沈黙の艦隊 シーズン1 東京湾大海戦」の続編にあたり、原作随一のバトルシーンである「北極海大海戦」と、連載時に大きな話題を呼んだ「やまと選挙」を描く。
大沢が演じるのは、日本政府が極秘に建造した高性能原子力潜水艦を奪い、独立国「やまと」建国を世界に宣言した海江田四郎。前作に引き続き、主演とプロデューサーを務め、「いま、我々ができる最大限の力を出したエンターテインメント作品」だと力強くアピールした。
さらに「もうひとつ、日本に生きる僕らと皆さんの明日がより良いものになるには、どうすればいいのか、少し考えるきっかけにもなれば。僕ら製作チームも、より良い未来が来ることを願っている」と本作に込めたメッセージを熱弁した。

舞台挨拶では、劇中に登場するオーロラに関する秘話も明かされた。大沢は過去に紀行ドキュメンタリー番組で、南極大陸と北極圏を旅しており、「その時、オーロラの写真を撮ったんですけど、製作チームから『オーロラを本物に近づけたい』と要請があり、僕から提出して、それがモデルになっている」と告白。舞台挨拶では、自身のスマホに保存されているオーロラの写真を、共演陣と観客に披露した。


映画は全国425館で封切り。そのうち、ULTRA 4DX(4館)、4DX(56館)、SCREEN X(20館)のラージフォーマットで上映中だ。
大沢は「今日、(通常館で)見ていただいた皆さんに、また宣伝するのは申し訳ないんですけど、(舞台挨拶の)台本上のルールで言いますけど」と照れつつ、「でも、ラージフォーマットもすごく面白く、見応えある仕上がりになっているので、ご興味があればぜひ」と、リピート鑑賞を呼びかけていた。

初日舞台挨拶には大沢をはじめ、共演する上戸彩、津田健次郎、中村蒼、渡邊圭祐、笹野高史、江口洋介、吉野耕平監督が出席した。