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グイ・ルンメイ、西島秀俊の秘密を暴露「ずっとおやつを食べている。引き出しにも隠している」 息の合ったやり取りで会場を魅了

2025年9月12日 16:15

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(左から)真利子哲也監督、西島秀俊、グイ・ルンメイ
(左から)真利子哲也監督、西島秀俊、グイ・ルンメイ

映画「Dear Stranger ディア・ストレンジャー」の初日舞台挨拶が9月12日にTOHOシネマズシャンテで行われ、西島秀俊グイ・ルンメイ真利子哲也監督が出席。ルンメイが初共演となった西島の秘密を暴露し、会場の笑いをさらった。

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日本、台湾、アメリカの合作となる本作は、ニューヨークで暮らすアジア人夫婦に突如として起こった“息子の誘拐”という悲劇をきっかけに、崩壊していく夫婦の姿を描くヒューマンサスペンス。「ディストラクション・ベイビーズ」や「宮本から君へ」で知られる真利子監督にとって、6年ぶりの最新作となる。

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大歓声と共に迎えられた登壇者陣。廃墟の研究家である、夫の賢治を演じた西島は「先月くらいにあの辺りで映画を観た」と舞台挨拶の会場となった映画館に来ていたことを明かし、「予告編も観ていた。隣の方に『観に行きます』と言っていただいた」と報告しながら、初日を迎えて「本当にうれしい」と喜びをにじませた。

台湾系アメリカ人の妻、ジェーン役のルンメイは「皆さん、こんにちは」と日本語で挨拶。「新しい作品を携えて皆さんにお会いできて、とてもうれしいです。学生が、宿題をようやく提出したような気持ち。皆さんがどのような感想を持ったのか、とても気になります」と観客の反応を期待していた。

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西島とルンメイは、本作で初共演を果たした。9割が英語のセリフというチャレンジングな作品となったが、西島は「英語でセリフを言うとなると、どうしても発音に意識が向きがちなもの。ただ監督はきれいに発音することを求めているのではなく、感情が昂ってうまく言えなくなるという瞬間を喜んでくれた」と振り返りつつ、「ルンメイさんは、本当にすばらしい俳優さん。目の前でリアルな感情を表現してくださった。そこに引っ張られて、自分の内面が充実していった」と感謝を込めた。

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ルンメイも「西島さんが、大きなエネルギーを与えてくれた」と感謝。「そのおかげで、演技に対する考え方も大きく変わった。今回いろいろなチャレンジができたのは、西島さんがくれたエネルギーのおかげ。西島さんは、私にとって大きな木のような存在。私はその下で転ぶことも恐れず、子どものように楽しく遊んでいるような感覚でした」と並々ならぬ信頼を寄せていた。

2024年11月~12月末まで全編ニューヨークロケを敢行した本作。撮影がオフの日に、西島は「ニューヨークのチーズケーキなど、甘いものをかなり食べていた」そうで、「甘いものを補給して、撮影に臨んでいた」とにっこり。一方「西島さんがうらやましい」と切り出したルンメイは、「(役柄として)重要な人形劇のシーンがあったので、休みの日は人形劇の練習か、英語の練習をしていました」という。申し訳なさそうに頭を下げる西島にルンメイ、そして会場も大笑いだった。

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また、夫婦が秘密と向き合っていく映画の内容にちなみ、自身の秘密を告白する一幕もあった。西島は「実は今、けん玉にハマっています」と語り、ルンメイが興味を示すと「プレゼントします。釜山映画祭に持っていきます」と約束。ルンメイは「試合しましょう!」と声を弾ませた。

そのルンメイは面白い秘密が思いつかないと頭をひねりながら、「西島さんの秘密を披露したい」と茶目っ気たっぷりにコメント。西島が「怖い」と恐れる中、ルンメイは「西島さんは、オフの日だけではなく、現場でもお菓子をたくさん食べるんです。お昼にお腹いっぱい食べたはずなのに、ずっとおやつを食べている。なぜ太らないのか不思議」とまたまた西島のスイーツ好きな一面が掘り下げられ、観客も大盛り上がり。西島が「信じられませんね、その言葉」とはぐらかすと、ルンメイは「食べていましたよ。机の上にもいっぱいお菓子が置いてある。引き出しの中にも隠していました」と重ね、西島は「本当です」と白状してさらに会場を笑わせていた。

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西島とルンメイが息の合ったやり取りを繰り広げ、笑顔にあふれた舞台挨拶となったこの日。真利子監督は「この場所にようやく辿り着けた。すごい挑戦をしましたが、あるべき形、やるべきことを丁寧にやってきた」と共に走り抜けたスタッフ、キャストにお礼も。ルンメイは「この映画は、私の人生の中でもすばらしい思い出と経験を残してくれた。仕事や生活において、ずっと影響を残していくことになる」としみじみ。西島は「誰かに対して深い愛情を持てば持つほど、それを試される瞬間が訪れる。いろいろな試練を受けている皆さんに観ていただき、ラストに見えるわずかな光を感じていただけたらうれしい」と願い、大きな拍手を浴びていた。

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