「劇場版『暗殺教室』みんなの時間」26年3月20日公開 未映像化エピソードを完全新規で映像化 特報映像など公開
2025年9月8日 00:00

アニメ「暗殺教室」の放送10周年を記念したプロジェクト「アニメ『暗殺教室』10周年の時間」の3大アニバーサリー企画の第3弾として、「劇場版『暗殺教室』みんなの時間」が2026年3月20日に全国公開されることが決定した。特報映像とティザービジュアルが公開されている。
「劇場版『暗殺教室』みんなの時間」では、未映像化のエピソードを完全新規で制作。メインキャストは殺せんせー役の福山潤をはじめ、潮田渚役の渕上舞、赤羽業役の岡本信彦らがテレビシリーズから続投する。メインスタッフは、テレビシリーズから引き続きシリーズ構成・脚本を上江洲誠が担当。「GUNDUM EVOLVE../10」の北村真咲が劇場アニメ初監督に挑戦し、「放課後少年花子くん」の樋上あやがキャラクターデザインを務める。アニメーション制作はテレビシリーズを手がけたLercheが担当する。
原作は、松井優征氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で12~16年に連載した学園青春漫画。地球を滅ぼす力をもった謎の生物・殺せんせーに、生徒として授業を受けながら殺せんせーの暗殺を狙う、椚ヶ丘中学校3年E組の少年少女の交流と成長を描く。15年にテレビアニメ第1期、16年に第2期が放送された。「10周年の時間」では、3大アニバーサリー企画の第1弾として、4月からテレビアニメ全47話がフジテレビほかで主題歌を一新して再放送中。第2弾のラジオ番組「アニメ10周年記念『暗殺教室のオールナイトニッポン GOLD』」は8月に放送された。
特報映像には新規カットも多数収録され、殺せんせーが「さあ、10年ぶりの授業を始めましょうか」と宣言。ティザービジュアルには、テレビシリーズや過去のイベントのビジュアルが掲出された旧校舎の廊下を歩いていく渚と業、そして2人を笑顔で見つめる殺せんせーの姿が描かれている。

全国の劇場では9月19日からムビチケカードを販売する。特典として、描き下ろしイラストを使用した両面イラストカード(全4種)がランダムで1枚付属。裏面にはイラストの光景を補完する、生徒たちのトーク画面が掲載されている。
またテレビアニメ第1期の再放送版が、YouTubeの「ジャンプチャンネル」で全話配信されることも決定した。9月13日に第1~6話、17日に第07~12話、20日に第13~18話、24日に19~22話を、午後8時から各2週間限定で公開する。
スタッフからのコメント全文は以下の通り。
長い間「暗殺教室」を愛してくださったみなさまに、もう一度この教室をお届けできることを心からうれしく思います。
岸監督が大事にしてきた空気感を受け継ぎながら、劇場版ならではの迫力や新しい一面を加えたいと思い取り組みました。
観終わったあとに、「やっぱり暗殺教室が好きだ」と思っていただけたら何よりです。
まだ僕が脚本家として期待の超新星だった頃です。週刊ジャンプ作品のシリーズ構成という大役に預かり大変光栄に思い緊張したことを覚えています。
準備万端、気合充分、松井優征先生との協力体制もばっちりで、暗殺教室のプロジェクトは大成功しました。が、もちろん制約のなかで作られる物でもありますから、あれもこれもやりたかったという気持ちもありました。
あれから10年、ええそうです、あれもこれもやります! アニメ「暗殺教室」を完全なものにするための映画です。ご安心ください、完全新作です!
いちファンとして当時アニメで見たかったあの話やこんな話……10年の時を経てアニメ化できるとは思いませんでした。
最近「暗殺教室」を知った方はもちろん、10年前に見ていたよという方もぜひ、同窓会だと思って劇場までE組の皆と殺せんせーに会いに来てくださいね。
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