北村有起哉、地上波GP帯ドラマ初主演&仲間由紀恵と12年ぶり共演 岡田惠和・脚本作「小さい頃は、神様がいて」10月スタート
2025年9月5日 05:00

北村有起哉が、岡田惠和が脚本を手掛けるフジテレビの10月期・木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」で、地上波ゴールデンプライム帯ドラマ初主演を飾ることがわかった。仲間由紀恵が夫婦役で共演する。10月9日より毎週木曜午後10時から放送。初回は15分拡大放送となる。
本作は、「最後から二番目の恋」シリーズやNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」などで知られる人気脚本家・岡田が完全オリジナルストーリーで描くホームコメディ。2人の子を持つ小倉渉(北村)と、その妻・あん(仲間)を中心に、3階建てのレトロマンションに住む3家族の人生模様をユーモラスかつ温かく紡ぐ。
物語は、19年前、小倉夫婦があることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まる。その言葉をすっかり忘れてマイペースに生きてきた夫・渉と、その言葉を心の支えとして過ごしてきた妻・あん。全く異なる想いを抱えた2人の何気ない日常と、少しずつ心を揺らしていく姿を、繊細かつ軽やかに描いていく。
©フジテレビ主人公はマンションの3階に“普通の夫、父親”として家族と暮らす、食品会社勤務の小倉渉(北村)。ある嵐の夜、近くの川が氾濫しそうになったことをきっかけに、マンションの住人たちは一晩同じ場所で過ごすことになる。最初はうわべだけの会話に終始していたが、時間がたつにつれて、自然とそれぞれのことを話し始める。渉は、「みんないろいろあるんだな…うちは幸せなほうかも」などと、のんきに感じていた。
©フジテレビ一方、渉の妻・あん(仲間)は大学卒業後、中堅商社勤務で働いていたが、出産を機に退職。若くして結婚・出産を経験し、現在は二児の母。家族を最優先に、「妻として」「母として」日々を懸命に生きてきた。時折、知人の病院で経理の仕事を手伝っていたが、実は内心、“自分の人生”に対する未練や違和感を抱えていた。
そんな彼女の心の支えは、約19年前に渉と交わした「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束。あんにとっては本気の“約束”だったが、渉にとっては冗談のような記憶。しかし、嵐の夜をきっかけに渉が軽率にもその離婚の話をマンションの住人たちに話してしまう。そしてあんは、渉に「生きてるんだけど、あの約束」と言い放つ。
©フジテレビ主人公・渉を演じる北村は、1998年に舞台「春のめざめ」と映画「カンゾー先生」の2作で俳優デビュー。以降、ドラマ・映画・舞台などで活躍し、「太陽の蓋」(16)で映画初主演を務めた。ドラマ「アンナチュラル」や映画「新聞記者」「逆火」などの話題作で、幅広い役柄を演じてきた北村が、今作で地上波ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演を果たす。
北村は、「まさかこの歳で“ゴールデンの主演”という大役をいただくとは思っていなかったので、正直ビックリしました。“えっ!いいんですか!?”という気持ちになりましたね」と喜びのコメントを寄せた。
あん役の仲間がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは、20年1月期放送の「10の秘密」以来、約5年ぶり。北村と仲間は、13年放送のテレビ朝日開局55周年記念作品「ドラマSP 上意討ち 拝領妻始末」以来、約12年ぶりとなる。
仲間は「北村さんは本当にお芝居が素晴らしくて、何より声がすごく優しいんです。私はその声がとても好きで…(笑)。今回、夫婦としてお芝居を交わせることが楽しみですし、とても頼りにしています」と期待を語った。
演出は、「美しい彼」シリーズや「明日、私は誰かのカノジョ」シリーズ、映画「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」などを手掛け、最新作「ストロベリームーン 余命半年の恋」の公開が10月17日に控える新進気鋭の演出家・酒井麻衣。プロデュースは、ドラマ「記憶」「愛してるって、言いたい」などを担当した田淵麻子が務める。
北村と仲村、脚本家の岡田、田淵プロデューサーのコメントは以下の通り。
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