柿澤勇人が「トリツカレ男」で声優初挑戦 山本高広、川田紳司、水樹奈々、森川智之も出演
2025年9月3日 10:00
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025 映画「トリツカレ男」製作委員会11月7日公開の劇場アニメ「トリツカレ男」で、俳優の柿澤勇人が声優に初挑戦することが明らかになった。山本高広、川田紳司、水樹奈々、森川智之も出演する。主題歌を「Awesome City Club」が担当することも決定し、本予告と本ビジュアルが公開されている。
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025 映画「トリツカレ男」製作委員会原作は、いしいしんじ氏が2001年に上梓した小説(文庫版は新潮社刊)。何かに夢中になると、ほかのことは一切見えなくなってしまうことから、周囲から「トリツカレ男」と呼ばれるジュゼッペと、風船売りの少女・ペチカ(上白石萌歌)の恋物語を描く。ペチカに一目ぼれしたジュゼッペは、ペチカが抱える心配ごとを、これまでに“トリツカレて”修得したさまざまな技を使ってこっそり解決していく。「映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボと一ちゃん」を手がけた髙橋渉が監督を務め、ジュゼッペ役を「A ぇ! group」の佐野晶哉、ペチカ役を上白石萌歌が担当する。
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025 映画「トリツカレ男」製作委員会新たに出演が明らかになった柿澤は、ジュゼッペの頼れる相棒で、ジュゼッペとペチカの仲を進展させるために奔走するハツカネズミのシエロ役を担当。山本はジュゼッペらが住む街のギャングで、ツイストダンスを愛するツイスト親分役、川田はツイスト親分のライバル・サルサ親分役、水樹は病気で入院しているペチカの母役、森川は外国で子どもたちにアイスホッケーを教える学校の先生・タタン役を務める。
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025 映画「トリツカレ男」製作委員会男女ツインボーカルの3人組バンド「Awesome City Club」による書き下ろし主題歌のタイトルは「ファンファーレ」。歌詞やアレンジが異なる別バージョンである劇中歌「ファンファーレ~恋に浮かれて~」を主演の佐野と上白石が歌う。
本予告では、ジュゼッペがペチカの本当の笑顔を取り戻すために奮闘する姿がボイス付きで描かれ、シエロの声も聞くことができる。前半では挿入歌「ファンファーレ~恋に浮かれて~」、後半では主題歌「ファンファーレ」の音源も披露されている。「きみの笑顔のためなら、なんだってできる」というキャッチコピーが添えられた本ビジュアルには、寂しげな表情を浮かべるペチカと、さまざまなものに“トリツカレた”ジュゼッペの姿が描かれている。
追加キャストおよび「Awesome City Club」からのコメント全文は、以下の通り。
(C)2001 いしいしんじ/新潮社 (C)2025 映画「トリツカレ男」製作委員会右も左も分からない僕を手取り足取りサポートしてくださった温かいチームに感謝しています。
僕の演じたシエロは相棒であるジュゼッペの幸せを常に願い奔走するネズミくんです。
佐野さんの可愛くて天真爛漫なジュゼッペとのやり取りは今でも良い思い出です。
この作品は登場人物みんなが大切な誰かを想い、愛を注ぐ物語です。
きっと観終わった後には心が温かくなっていると思います。すばらしい音楽と共に楽しんでいただけたら幸いです!

実は親分も歌唱シーンがありまして、洋楽の、ロックな感じのツイスト効いている歌を、前半は少し怖い感じを残しつつ、歌も低めに歌って、後半ははっちゃけて歌いあげました。
この映画を通して、人に優しくしたくなる、優しい気持ちを思い出してくれたらうれしいです。

「トリツカレ男」ジュゼッペの驚異的な行動力には本当に脱帽です。
ツイスト親分のライバルであるサルサ親分もまたエネルギッシュな漢なので、迫力満点のアクションシーンを全力体当たりで楽しく演じさせていただきました。
何かに夢中になることの大切さ、美しさ。
みなさん、ジュゼッペの起こす奇跡をぜひ劇場でご覧になってください。

全てのセリフがとても個性的なので、伸び伸びと楽しみながら演じさせていただきました。
全力で人を想うピュアな気持ちにあふれた、心温まる作品になっていますので、ぜひご家族やお友だち、大切な人と一緒に観ていただけたらうれしいです!

私が演じたタタンは、包容力があって、大人の男性で、僕から見ても「ちょっと惚れちゃうな」っていうくらいとても素晴らしい方。彼の人間性だけでも涙腺が緩む感じ。優しい男です。
人との繋がり、絆を見せてくれる作品です。色んな世代の方が観ても楽しめるし、いつまでも見ていられる映画になるのではないかと思います。ぜひ大きなスクリーンで、ご覧ください!

主題歌「ファンファーレ」は、作中のジュゼッペやペチカへ、というのはもちろん、全ての方への人生讃歌になればという想いで作らせていただきました。
映画公開までのワクワクを、ぜひ私たちと一緒に楽しんでいただけるとうれしいです。
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