50年前の名作「ジョーズ」が全米興行2位の快挙 新作2本を上回る異例の記録
2025年9月2日 17:00

スティーブン・スピルバーグ監督の傑作「ジョーズ」の50周年記念再上映が、レイバーデー(労働者の日)週末の全米興行収入で2位にランクインする快挙を達成した。半世紀前の作品が最新映画2本を上回る異例の記録となった。
「ジョーズ」は全米3200館で上映され、4日間で990万ドルを記録。同週末に公開された新作「Caught Stealing(原題)」(3位・960万ドル)と「ローズ家 崖っぷちの夫婦」(5位・800万ドル)を上回った。
1位は、公開4週目のホラー映画「Weapons(原題)」が1280万ドルで死守。3位の「Caught Stealing(原題)」は「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督がメガホンをとり、オースティン・バトラーとゾーイ・クラビッツが主演するクライム・スリラー。しかし製作費4000万ドルに対して期待を下回るスタートとなった。
5位の「ローズ家 崖っぷちの夫婦」はベネディクト・カンバーバッチとオリビア・コールマンが主演するサーチライト・ピクチャーズ配給の風刺コメディ。1981年の小説とその1989年の映画化作品「ローズ家の戦争」をもとにしている。4位には「シャッフル・フライデー」が830万ドルで入った。
「ジョーズ」の全米累計興収は2億8360万ドルに達している。1975年の公開時、この作品は大作映画の先駆けとなり、当時28歳だったスピルバーグの名声を決定づけた記念すべき作品となった。
半世紀を経てなお観客を映画館に足を運ばせる「ジョーズ」の底力は、古典的名作の持つ普遍的な魅力を改めて証明した形となった。
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