武田梨奈主演！「By 6 am 夜が明ける前に」キレッキレのアクションを捉えた場面写真公開

2025年8月28日 17:00

武田梨奈主演のクライムアクション「By 6 am 夜が明ける前に」で、武田のキレッキレのアクションなどを捉えた5点の場面写真が公開された。併せてアクション監督を務めた遊木康剛のコメントが寄せられている。

本作は、アクション俳優・武田が主演を務め、元特殊急襲部隊隊員の主婦が犯罪組織と壮絶な戦いを繰り広げる姿を描く。かつて特殊急襲部隊（SAT）の一員として数々の任務を遂行してきた長瀬綾（武田）は、ある理由から退職し、現在は6歳の娘と夫と3人で幸せに暮らしていた。そんなある日、刑事時代の後輩・松岡咲良から、失踪した弟・隼人を捜す手伝いをしてほしいと頼まれ、娘と夫が眠っている深夜から朝6時までの間だけ協力することを決める。隼人の家を訪れた綾と咲良は、彼が何らかの事件に巻き込まれている痕跡を発見し、犯罪組織との激しい戦いに身を投じていく。

「ブルーを笑えるその日まで」の丸本凛が咲良役に扮し、Netflixドラマ「地面師たち」の駿河太郎が半グレ組織のリーダー役を演じる。さらに萩原聖人、加藤雅也、辻千恵、平埜生成、六平直政が共演。「風のたより」「夏の夜空と秋の夕日と冬の朝と春の風」の向井宗敏監督がメガホンをとり、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の片寄涼太が主題歌「朝日のように、夢を見て」を担当している。

武田は、デビュー作となった「ハイキック・ガール！」（09）で初主演を飾り、得意の空手を活かしたCGなしの本格的なアクションが評判を呼び、アメリカの「Fantastic Fest」で最優秀主演女優賞を受賞。昨年は香港ドラマ「打天下2」にメインキャストとして出演し、孤高の空手選手を熱演。香港のテレビドラマアワードで最優秀助演女優賞を受賞し、話題を呼んだ。

場面写真は、戦闘モードに入り険しい表情を見せる綾の姿や、素早く左ミドルキックを敵に打ち込む綾の姿、丸本演じる後輩の咲良と、辻演じるかつての協力者とでタッグを組み、半グレ組織の情報を捜査する姿などを捉えている。

なお、本作は仮想空間と現実空間をリアルタイムで合成する撮影方法であるXR（クロスリアリティ）技術やCG、VFXをふんだんに取り込み、カット数の70％以上をバーチャルスタジオで撮影しているが、映画「リボルバー・リリー」などのアクションコーディネーターも務めた遊木康剛は、XR撮影とアクションを組み合わせることで起こる化学反応への期待を「アクションという表現力の虚実をVFXと融合することで、武田さんの潜在能力を引き出し、アクション映画の可能性を引き上げてくれるに違いない」と語っている。

遊木アクション監督のコメント全文は以下のとおり。「By 6 am 夜が明ける前に」は10月3日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

■遊木康剛（アクション監督）

武田梨奈さんの空手から生み出されるアクションは海外でも評価され、その絶対的な看板がある中で、今や経験も積み、大人となった武田さんの洗練され、容赦なく繰り出す痛々しい打撃を、初挑戦となるXR撮影手法と組み合わせたらどのような化学反応がおこるか？アクションという表現力の虚実をVFXと融合する事で、武田さんの潜在能力を引き出し、またアクション映画の可能性を引き上げてくれるに違いないと思っています！