堺雅人×井川遥「平場の月」 日常に宿るかけがえのない瞬間をとらえた場面写真17点公開
2025年8月28日 15:00


原作は、朝倉かすみ氏の同名小説(光文社刊)。「花束みたいな恋をした」の土井裕泰が監督を務め、互いに独り身となった中学時代の同級生同士が35年の時を埋め、心を通わせていくさまを描く。
妻と別れ、地元に戻って印刷会社に再就職し、慎ましく、平穏に日々を生活する、主人公・青砥健将(堺)。青砥が中学生時代に想いを寄せていた須藤葉子(井川)は、夫と死別し今はパートで生計を立てていた。お互いに独り身となり、様々な人生経験を積んだ二人は意気投合し、中学生以来、離れていた時を埋めていく――。


場面写真は、青砥と須藤のごくありふれた日常に宿るかけがえのない瞬間をとらえている。自転車に二人乗りをしながら無邪気に笑う青砥と須藤や、公園のベンチに腰掛け肩の力を抜いて会話を楽しむ瞬間、居酒屋でビールを飲みながらお互いをねぎらう場面など、徐々に心の距離を縮めていく二人の温かな関係性を鮮やかに映し出している。

二人の中学生時代の様子も描かれ、教室での何気ない一幕や、初々しく自転車に二人乗りをする姿は、青砥と須藤の“初恋”を思い起こさせ、彼らの物語により一層の深みを与えている。

そのほかにも、中村ゆり演じる須藤の妹・みっちゃんや吉瀬美智子演じる青砥の元妻、でんでんや椿鬼奴演じる青砥の同僚、安藤玉恵や大森南朋演じる青砥と須藤の同級生など、青砥と須藤の恋の満ち欠けを見守る人々の姿も。二人を包み込む穏やかな時間の流れを感じさせる場面写真になっている。
「平場の月」は11月14日公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
プレデター バッドランド
【うおお…むちゃくちゃ面白そう!!】ストーリーがエグい…!私が次に観る映画は絶対にコレ――!
提供:ディズニー
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート
