カン・ハヌル主演、戦慄のデジタルスリラー「殺人配信」緊迫の予告編と場面写真を披露

2025年8月27日 17:00

韓国初登場第1位を記録したカン・ハヌル主演のデジタルスリラー「殺人配信」で、連続殺人鬼との緊迫した攻防を収めた予告編と、事件の核心に迫る主人公の姿を捉えた3点の場面写真が披露された。

本作は、私人逮捕、違法配信、コメントによる口撃殺人など、過激化する生配信業界を舞台に、歪んだ承認欲求が生み出す心の闇に切り込んだ戦慄のスリラー。本国では3月21日に公開され、リアルタイム配信形式で描かれる予測不能な展開が話題を呼び、大ヒットを記録した。

主人公は、リアルタイム動画配信サービス「WAG」で、犯罪チャンネル登録者No.1を誇るスター配信者のウサン（カン・ハヌル）。巷を騒がす連続殺人鬼をターゲットに、過激なプロファイリングの過程を生配信したことが発端となり、想像を超える事件へ足を踏み入れることになる。

「椿の花咲く頃」で百想芸術大賞2020テレビ部門の最優秀演技賞を受賞したカン・ハヌルは、「イカゲーム」シーズン3（6月27日からNetflixで配信開始）や、「隠し味にはロマンス」などの話題作で活躍。本作では、毒を以て毒を制しにかかる、劇薬のようなストリーマー、ウサンとして新たな顔を披露する。共演には、百想芸術大賞2025映画部門の新人女優賞にノミネートされたハ・ソユンらフレッシュな若手のほか、意外なカメオ出演俳優にも注目だ。

予告編は、主人公・ウサンがカメラを片手にリアルタイムで視聴者へ語りかけ、犯罪者のアジトへ潜入しようとするシーンから始まる。自ら“犯罪ハンター”と名乗るウサンは、動画配信サービス「WAG」で国内登録者数No.1を誇る人気配信者だったが、ある配信をきっかけにどん底へと転落してしまう。再び人気を取り戻すべく彼が挑むのは、女性ばかりを狙った連続殺人事件。「犯人を追い詰められるのは僕だけ」と自信満々に語り、様々な場所へ調査に赴き、徐々に真相へと近づくのだが、彼を待っていたのは殺人鬼からの宣戦布告だった。配信者仲間のマチルダ（ハ・ソユン）を人質に取られ、連続殺人鬼との直接対決が始まるのだが、ウサン自身の身にも危険が迫り、徐々に追い詰められる姿を捉えた緊迫感溢れる映像に仕上がっている。

場面写真は、血痕の付いた紙を握りしめ何かを強く訴えるウサンの姿、謎の人物を追って全速力で走る姿、赤い照明に包まれた部屋で配信をする姿を捉えているが、その表情には怒りと焦燥が入り交じり、カメラを見つめるその姿からは理性の奥に秘められた狂気を感じさせ、“配信者”の裏の顔が垣間見える。

「殺人配信」は、9月26日から新宿ピカデリーほか全国ロードショー。