残忍な事件に取り憑かれた女性の狂気 ハネケ×フィンチャーと評されたサイコスリラー「RED ROOMS」本予告
2025年8月27日 14:00

2023年ファンタジア映画祭で最優秀作品賞・最優秀脚本賞・最優秀主演女優賞・最優秀音楽賞受賞の4冠を獲得したサイコスリラー「RED ROOMS レッドルームズ」が、9月26日に公開される。本予告編、場面写真、本ビジュアルが披露された。
人気ファッションモデルのケリー=アンヌのささやかな日課は少女たちを拉致、監禁、拷問、そして死に至るまでを撮影し、ディープウェブ(通称:REDROOMS)上で配信していたとされる容疑でメディアを賑わせているルドヴィク・シュヴァリエの裁判の傍聴だった。彼女はなぜ彼に執着するのか、審判の先に見たものは――。チャールズ・マンソン、テッド・バンディといった殺人鬼を美化する社会へ警鐘を鳴らす社会派スリラー。
彼女はなぜ、連続殺人犯に魅了されたのか?“悪意に満ちた混沌”(VARIETY)、“吐き気を催す緊張感”(SCREEN DAILY)、“まるでミヒャエル・ハネケ「ファニーゲーム」×デビッド・フィンチャーを彷彿とさせる”(IndieWire)と評され、あまりにも残忍な事件に取り憑かれた女性の狂気を描き、世界の映画祭を熱狂させた。

監督は2017年にパンクロマンス「フェイク・タトゥー」で長編デビューを果たし、「ナディア・バタフライ」で 2020年カンヌ国際映画祭の公式セレクションに選出されたパスカル・プラント。主演はモデルのキャリアを積みながら映画制作を専攻し、自身も映画監督として活動するジュリエット・ガリエピ。9月26日からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で公開。
今日、忌まわしい犯罪を「嫌悪」するのではなく「魅了」されることが、かつてないほど現実的になっている。殺人犯がロックスターのように扱われる世界で、彼らに惹かれる人々がいても不思議ではないのではないか。本作はこうした問いから生まれた。この作品があなたの身体に忍び込み、あなたを驚かせ、あなたを悩ませ続けてほしいと願わずにはいられない。
(C)Nemesis Films
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