三宅唱監督新作、シム・ウンギョン主演「旅と日々」釜山国際映画祭コンペティション部門出品
2025年8月26日 12:00

「ケイコ 目を澄ませて」「夜明けのすべて」の三宅唱監督最新作「旅と日々」が、第30回釜山国際映画祭コンペティション部門に出品される。
本作は、第78回ロカルノ国際映画祭インターナショナル・コンペティション部門にて、最高賞である金豹賞&ヤング審査員特別賞をダブル受賞。さらにはスペイン語圏最大の国際映画祭、第73回サン・セバスチャン国際映画祭(スペイン現地時間9月19日~27日)にて、多様で驚くべき映画・新しいアングルやフォーマットに挑戦する映画を上映するサバルテギ・タバカレラ部門へ正式出品も決定している。
30周年を迎える釜山国際映画祭は、1996年に創設された国際映画製作者連盟公認の国際映画祭であり、アジア最大級の祭典として常に注目を集めている。釜山シネマセンターをメイン会場とし、国内外の200作品以上が上映され、来場者数は約20万人を記録することも。幕開けとなる9月17日レッドカーペットには、三宅唱監督、主演を務めるシム・ウンギョン、出演の髙田万作らが登場を予定している。
これまでの非コンペティション形式から、本年よりコンペティション部門が新設され、グランプリ、監督賞、審査員特別賞、主演男優/女優賞、芸術的貢献賞が与えられる。グランプリ受賞作は映画祭のクロージング作品として上映される。
映画「旅と日々」は、つげ義春の漫画「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」を原作に、脚本家の李(シム・ウンギョン)が旅先でのべん造(堤真一)との出会いをきっかけに、人生と向き合っていく過程を李本人が綴っていく物語。ひっそりと身を寄せ合う登場人物たちが、やさしさと愛おしさあふれるまなざしで描かれる。11月7日から全国公開。
3年前の釜山国際映画祭に「ケイコ 目を澄ませて」で参加した際、シム・ウンギョンさんがとても粋な計らいをしてくれ、上映後の質疑応答に一緒に参加して映画を届けてくれました。ぼくたちの出会いと交流の場になった釜山国際映画祭の第30回という記念すべき年に、両国で活躍するシム・ウンギョンさんとともに作った「旅と日々」でコンペティション部門に参加できることを、心から嬉しく、光栄に感じます。また、髙田万作くんとも一緒に参加できることも嬉しく、楽しみです。
(C)2025「旅と日々」製作委員会
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