「カラダ探し」木村佳乃、“謎のおんな”役を怪演 橋本環奈は憧れの先輩との初共演に感激「今度はじっくり話せる役が良い」
2025年8月22日 08:00

橋本環奈が主演した大ヒットホラー映画の最新作「カラダ探し THE LAST NIGHT」で、木村佳乃演じる“謎のおんな”の場面写真とメイキングカットが公開された。
「カラダ探し」は、小説創作プラットフォーム「エブリスタ」で人気No.1の携帯小説作品として話題となり、2014年には村瀬克俊氏による漫画版が漫画誌アプリ「少年ジャンプ+」(集英社)で連載され、同サービスで累計閲覧数1億回を初めて突破した人気作品となった。
22年10月14日に公開された実写映画「カラダ探し」は、興行収入11.8億円を記録し、22年公開のホラー映画No.1興収を達成。本作はその最新作となり、前作に引き続き羽住英一郎監督がメガホンをとった。
前作では、明日香(橋本)が突如“カラダ探し”に巻き込まれ、幼なじみの高広(眞栄田郷敦)をはじめとしたクラスの仲間たちとともに“赤い人”の恐怖に立ち向かうさまが描かれた。しかし、無事に“カラダ探し”を終わらせた直後、高広の目の前で明日香がこの世から消えてしまう。
今作ではそれから3年後、明日香自身のカラダがバラバラになり、新たな“カラダ探し”メンバーに探される側になるという衝撃のストーリーが展開。高広は、明日香を救い出すために、新たなカラダ探しの参加者である5人の高校生と共に、真夜中の遊園地を支配する“赤い人”の恐怖と対峙することになる。

場面写真にとらえられているのは、無機質な牢獄の中で体を拘束され、口も塞がれ、椅子に鎖で繋がれた“謎のおんな”の姿。別カットでは、拘束をされた状態にも関わらず、高らかに笑う不気味な姿が切り取られている。一見「普通の女性」に見えるカットも上半身は血まみれで、眼は大きく見開いているが、焦点は定まっていないようにも見える。“謎のおんな”の身に一体何が起きたのか、そして彼女は何を知っているのか? 木村の“狂気の怪演”に期待が高まる。

橋本は木村との初共演について、「本当に大好きな方だったので、今回初めてお会いできて嬉しい」と喜びを明かし、「撮影の合間にすごく気さくに声をかけていただいたのですが本当に優しくて。(同じ現場でも)それぞれ別々のカットを撮影することが多くて、ゆっくりお話する機会があまりなかったので、今度はじっくり話せる役が良い」と名残惜しそうに振り返る。
木村の演技に間近で触れた眞栄田は、「すごく狂気的でした。他のシーンでは出ないような芝居が出たりもしました」と木村の圧倒的な演技に対峙したことで自身の新たな側面が引き出されたことを明かし、「『カラダ探し』全体の中でも雰囲気の違うカラーのシーンで見どころの一つ」と手応えをにじませた。

羽住監督は、木村をキャスティングした理由について、「存在感がある人にやってもらたかった」と話す。劇中では特殊メイクを施したシーンも多く、「本当に中々に大変な役なんですが、それをプロフェッショナルに楽しんで演じてくれました」と感謝するとともに、「撮っている方もニヤけちゃうくらい、いいキャラだった」と称えた。
「カラダ探し THE LAST NIGHT」は、9月5日全国公開。
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