リンジー・ローハンが初の母親役!「シャッフル・フライデー」で感じた息子への思い明かす
2025年8月22日 10:00

家族4人が入れ替わる大事件を描くディズニーの最新実写映画「シャッフル・フライデー」に主演し、心と体が娘と入れ替わってしまう母親を演じたリンジー・ローハンのインタビューを、映画.comが独占入手した。
本作は、祖母・母・娘の3世代4人が入れ替わって巻き起こる騒動と、入れ替わりを通してそれぞれが大切なものに気づいていく姿を描く。

シングルマザーのアンナは、母テスに支えられながら忙しくも充実した日々を送っていた。ある日、高校生の娘ハーパーが同級生リリーと大ゲンカをし、アンナは学校に呼び出される。そこでリリーの父エリックと運命的な出会いを果たし、恋に落ちる。やがて2人は結婚を決意するが、娘同士の仲は相変わらず悪く、新しい家族を素直に受け入れられない。そんな中、婚約パーティに現れた占い師の呪文によって、翌朝の金曜日、アンナとハーパー、テスとリリーの体が入れ替わってしまう。娘たちは結婚を阻止するチャンスと考え、親同士の仲を引き裂こうと計画するが……。
3歳から数々のCMや映画に出演し10代で大ヒット映画「ミーン・ガールズ」に主演、歌手としてのデビューアルバムが100万枚越えのセールスを記録するなど、2000年代のアイコン的存在だったローハン。23年には一児の母となり、本作で初めて母親役(アンナ役)を演じている。

ローハンは、カオスな状況でも観客がストーリーに没頭できるよう、アンナの娘であるハーパー役のジュリア・バターズと話し合いを重ねたという。「彼女はサーフィンが上手なキャラクターなのでちょっと前屈みになったり、ゆっくり話すジュリアの癖を真似しました。逆に私は、自分のセリフを録音して、ジュリアが私の話し方を練習できるようにしました」と、協力して役を作り上げたことを明かした。
また、特に印象的だったシーンにクライマックスのライブシーンを挙げ、「この作品にとって重要な役割を果たす“Baby”という曲を歌った時は、息子のことを考えていました」と話す。「彼の成長について、彼がどんな人生を歩んでいくのか。そして私もまた、これからどう成長していくのか。何年もかけて母親になっていき、そして彼が思春期を迎えた時のチャレンジについても考えました。だから、私にとってとても美しく、特別なものに感じました」と、実生活での母親としての実感を語った。
さらに、「日本は世界中で一番好きな場所のひとつ」といい、日本のファンに向けて「皆さんに楽しんで頂けることを願っていますし、皆さんに楽しんで頂けることは私たちにとっても、とても大切なことなのです」とメッセージを寄せている。
「シャッフル・フライデー」は、9月5日に全国で公開。
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