シネイド・オコナーさんの伝記映画が製作へ
2025年8月20日 09:00

2023年7月に56歳の若さで死去したアイルランド出身の歌手・活動家シネイド・オコナーさんの伝記映画が製作されることがわかった。
オコナーさんは23歳のとき、2作目のアルバム「蒼い囁き(I Do Not Want What I Haven’t Got)」でグラミー賞を受賞。プリンスのカバー曲「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー(Nothing Compares 2 U)」を収録したこのアルバムは、1990年に米ビルボード・チャートで6週連続1位を獲得したほか、アルバムとシングルはビルボードやブリット・アワードなど数々の音楽賞に輝き、オコナーさんはMTVの年間最優秀ビデオ賞を受賞した初の女性アーティストとなった。
歌手活動と並行して、オコナーさんは音楽業界の性差別やカトリック教会の腐敗などを批判する声を上げ、1992年の「サタデー・ナイト・ライブ」出演時にはローマ法王ヨハネ・パウロ2世の写真を破り物議を醸した。
米バラエティによれば、伝記映画ではオコナーさんの幼少期からアーティストとしての初期のキャリアに焦点をあてながら、ダブリン出身の一人の若い女性が素晴らしい才能によって世界的な名声を築く一方、その名前がカトリック教会やアイルランド政府の闇を告発する象徴となっていった過程を掘り下げる。
高評価を獲得したオコナーさんのドキュメンタリー「Nothing Compares(原題)」(2022)を手がけたアイルランドの製作会社ie: entertainment、「英国王のスピーチ」のSee-Saw Films、「アンモナイトの目覚め」のNine Daughtersがプロデュース。ステイシー・グレッグの脚本をもとに、ジョセフィン・デッカー(「Shirley シャーリイ」)が監督を務める。
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