長尾謙杜×山田杏奈「恋に至る病」主題歌は「Saucy Dog」が担当 楽曲を使用した予告編完成
2025年8月18日 07:00

長尾謙杜(「なにわ男子」)と山田杏奈が主演する恋愛ミステリー映画「恋に至る病」の主題歌が、3ピースロックバンド「Saucy Dog」による書き下ろし楽曲「奇跡を待ってたって」に決定。主題歌を使用した予告編(https://youtu.be/UDk-AsmLF_k)もお披露目された。
作家・斜線堂有紀氏による原作は、2020年3月末に発売するやいなや、TikTokの書籍系アカウントによる紹介動画の再生回数が200万回を超える大反響を記録し、30回を超える重版となった。映画版では、「月の満ち欠け」で第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した廣木隆一監督がメガホンをとり、長尾が内気な高校生・宮嶺望役、山田が宮嶺の人生を大きく変えることになる寄河景役を演じる。
予告編の冒頭では、「宮嶺、やっと私を見てくれたね」というセリフをきっかけに、内気な宮嶺と、学校中の人気者・景の不器用で一途な初恋模様がエモーショナルに映し出される。しかし、「ふたりだけの秘密にしよう」という意味深なセリフと同級生・根津原(醍醐虎汰朗)の死によって、映像の雰囲気は一変。次々と起こる同級生の不審死と、「自分で手を下さなくても、人を死に追いやれる」という景の衝撃的な発言が、不穏なムードを一気に高める。
「青い蝶」「マインドコントロール」「彼女の本心」というキーワードが浮かび上がるなか、宮嶺は「君は、僕のために人を殺したの?」という確信めいた疑惑に行き着き、まるで秘密を共有するかのように、景はそっと宮嶺の唇に人差し指を添える。「宮嶺は知らないんだ。私がどれだけ君を好きか」――殺人犯へと変わりゆく景が絞り出す、宮嶺への純粋な思い。彼女の言葉を信じ、大好きな人がたとえ殺人犯だとしても愛することをやめない宮嶺は、「地獄に堕ちたって、世界中の人が景を許さなくたって―――」と、一途な思いを叫ぶ。宮嶺の「景!」という呼びかけと、虚ろな表情の景を抱きしめるカットで、映像は幕を閉じる。

何かにハッと気付いた宮嶺の表情をきっかけに、切なさ、疾走感、ピュアな恋模様が交錯する映像に呼応するように流れるのは、「いつか」「結」「シンデレラボーイ」など楽曲ストリーミング総再生数が17億回を超え、全国11カ所22公演のホールツアーを成功させ、若者を中心に幅広い層に支持される「Saucy Dog」の「奇跡を待ってたって」。宮嶺と景の恋にそっと寄り添い、思いを繊細に代弁し、劇中シーンを感情豊かに想起させる楽曲が、作品の世界をさらに深く、彩り豊かにしている。

あわせて、8月22日(金)からムビチケ前売券(カード券/オンライン券、税込1600円)の発売が決定。カード券のデザインには、愛する人を見つめる宮嶺と、その手に包まれた景の微笑が印象的なポスタービジュアルが使用されている。
「恋に至る病」は、10月24日に全国公開。主題歌「奇跡を待ってたって」に寄せた長尾、山田、そして「Saucy Dog」の石原慎也のコメントは、以下の通り。
この映画にすごくハマっていて、聞いたら映画の描写がふわっと出てくるような気がしています。すごくパワーのある曲だなと感じ、素敵な歌詞やバンドサウンドの中で石原さんの温かい声とハイトーンボイスが本当に印象的なのでたくさん寄稿と思います! 撮影中に「Saucy Dogの楽曲がこの映画にすごくハマると思うんだよね」と監督やプロデューサーたちからお聞きしていたので、この映画のために本当に書いていただけて、すごく嬉しいです。皆さんに映画はもちろん主題歌も愛してもらえたら嬉しく思います。
試写で完成した映画を見たあと、この主題歌を聞きながら、演じていた時よりも景と宮嶺をぐっと近い存在に感じていました。一言で形容しがたい景というキャラクターを思い出していたその瞬間、感情たっぷりに伝わってくる石原さんの歌声にどこか肯定してもらったような気がしました。映画を見終わった方はこの曲を聞きながらどんな気持ちになるだろうと、とても楽しみです!
自分の大切な人が苦しんでいる時、僕は何が出来るかな。その元凶からどうすれば君を救えるかな。君を傷つけた存在を僕は許せるかな。ひょっとしてほんの少し環境が違えば、自分も大きく道を踏み外してしまうかも知れない。それを胸に生きていきたい。もう誰も傷つかないように。
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