ディカプリオ、自身を「32歳」と即答　恋愛パターンとの関連に注目

英エスクワイア誌のインタビューで、ポール・トーマス・アンダーソン監督から「自分の年齢を知らないとしたら、今何歳だと思うか？」と質問されたディカプリオは、即座に「32歳」と答えた。昨年11月に50歳の誕生日を迎えたアカデミー賞俳優にとって、実年齢との18歳の開きは、彼の恋愛パターンを考える上で注目される数字である。

ディカプリオの交際相手が25歳を超えることはないという「25歳ジンクス」は、ハリウッドでは広く知られた現象となっている。1999年以降、公的に25歳を超える女性と交際した記録はなく、ブラジル人スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、イスラエル人モデルのバー・ラファエリなど、いずれも25歳の誕生日前後で関係が終了している。

特に象徴的だったのが女優カミラ・モローネとの関係だ。2017年から約5年間交際を続け、結婚の噂も流れたが、2022年8月、彼女が25歳の誕生日を迎える直前に破局が報じられた。あまりにも正確なタイミングに、ネット上では「時計の針のように正確」といったコメントが相次いだ。

ディカプリオは50歳になった心境について「時間を無駄にしたくないという気持ちが生まれた。より正直で率直でありたい」と語っている。「人生の多くの部分が後ろにあり、前方にあるものより多くなった。だから責任があるんだ」という発言からは、人生観の変化がうかがえる。

現在交際中とされるイタリア人モデルのビットリア・チェレッティは26歳で、ディカプリオの「25歳ルール」を破った初めての相手となった可能性がある。2023年のカンヌ映画祭で出会ったとされる二人は、今年6月の彼女の26歳の誕生日も共に過ごしており、長年のパターンに変化が生じているのかに関心が集まっている。

ディカプリオは最新作「ワン・バトル・アフター・アナザー」でアンダーソン監督と初タッグを組む。「過去を消し去り、娘を育てながら普通の生活を送ろうとする落ちぶれた革命家」を演じる同作は10月3日公開予定。