赤楚衛二“心霊スポット”で31歳の誕生祝い「嬉しかったなぁ」　映画「近畿地方のある場所について」特別メイキング映像

8月8日から全国343劇場で公開された本作は、8日～11日の初週4日間で興行収入4.4億円、動員31.8万人を記録。2025年に公開されたホラー映画の3日間のオープニング成績としては、動員・興行収入ともに「事故物件ゾク　恐い間取り」「ドールハウス」を超える第1位を記録し“2025年No.1ホラー映画”となった。

(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

行方不明になったオカルト雑誌の編集長。彼が消息を絶つ直前まで調べていたのは、幼女失踪、中学生の集団ヒステリー事件、都市伝説、心霊スポットでの動画配信騒動など、過去の未解決事件や怪現象の数々。彼はなぜ消息を絶ったのか？　いまどこにいるのか？　オカルトライター・千紘（菅野）と雑誌編集記者の小沢（赤楚）は、共にその行方を捜すうちに、恐るべき事実に気がつく。それらの謎は、“近畿地方のある場所”へとつながっていたのだった――。

(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

メイキング映像は、菅野と赤楚のクランクインの様子から始まる。2人がクランクインしたのは、編集部の地下資料室で、編集長の残した手がかりを調べ始めるシーンだったという。2人の演技を後押ししたという作り込まれたセットや美術が映し出され、菅野と赤楚のインタビューが続く。SNSで話題になっている“見たら死ぬ映像”や“動画配信者の首吊り屋敷潜入”など、菅野と赤楚が実際に震え上がったという劇中映像の裏側も明かされる。

また、真相を求めて“近畿地方のある場所”へ向かった千紘が、車のハンドルを握ったまま鬼の形相で「邪魔なんだよ！」と絶叫し、そのまま怪異に突進するシーンが初公開された。菅野演じる千紘のあまりの迫力に、撮影後、白石晃士監督が「最高です！」と大興奮する様子が記録されており、そのリアクションに菅野が思わず手を叩いて喜ぶ姿を捉えている。

(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

このトンネルのシーンの撮影が行われたのは、実は赤楚の31歳の誕生日。舞台となったのは、地元でも名高い心霊スポットのトンネル。現場では共演の菅野や白石監督、スタッフがサプライズで祝福し、赤楚は「嬉しかったなぁ。心霊スポットで31歳を迎えられるなんて、本当に忘れられないですね」と笑顔をのぞかせる。

最後は、細部までこだわり抜かれた本作について、赤楚が「1度ならず2度も3度も何度も観てほしいなと思います」と語り、菅野は「10代や高校生ぐらいでこの映画をご覧になった方は“残る”、そんな作品になるんじゃないかなって思います」と熱く魅力を語って締めくくられている。

(C) 2025「近畿地方のある場所について」製作委員会